file007「エスター〜この娘どこかが変だ〜」
作品情報
【公 開】 2009年
【監督】 ジャウマ・コレット=セラ
【ジャンル】 サイコパスホラー・ミステリー
あらすじ
ケイトは三人目の子どもを授かった。
しかし、悲しいことに流産してしまう。
落ち込んでしまうケイト。
それを見かねた夫のジョンは養子を迎え入れることを提案する。
孤児院に向かった二人はある少女のことを気に入ります。
ロシア出身の9歳の少女だ。
名前はエスター。
二人はエスターを家族として迎え入れることにする。
やんちゃな息子のダニエルと難聴を患っているマックスと兄弟として生活をすることになった。
マックスとは仲良くしていたエスターだったが、兄のダニエルはエスターの独特な雰囲気を気味悪がっていた。
エスターは学校に通うが、クラスメイト達と上手く溶け込むことができず、嫌がらせを受けていた。
しかし、エスターはそんなクラスメイト達を相手にもしていない様子だった。
日に日に奇行が目立つようになったエスター。
不信に思ったケイトはジョンや掛かりつけの医師に相談するが、誰もケイトの言葉を信じてくれない。
何か事故や事件が起きてしまう現場には必ずエスターの姿があった。
ダニエルやマックスの様子もおかしくなる…
そして、ついに取り返しの使いない事件が起きてしまう…
本当にテスターが犯人なのか?
エスターの目的は何なのか?
感想
この作品は個人的に大好きです。
エスターの得体の知れない不気味さがとても良く表現されています。
そして、まさかの結末でエスターの正体が明らかになります。
エスターは何度か養子に行くけど、すぐ戻って来てしまいます。
しかも、その行先の家族が必ず事件に巻き込まれてしまいます。
たまたまなのか…
それともエスターのせいなのか…
難聴の娘のマックス役の子が可愛過ぎます。
マックスをエスターから守ってあげたい気持ちになりました。
一つの家族を無茶苦茶にするエスター。
彼女の真の目的が分かった時は鳥肌が立ちました。
同時に少しエスターに同情していた自分もいます。
そして、私が一番驚いたことは…
この映画は実話を元にした作品だということです。
怖すぎます…