効率的なコミュニケーションを意識したCADDiのSlackの歩き方 β版
今回はキャディにおけるスラックの運用ルールについて公開させていただきます!
前提
・2020年1月時点のルールです
・まだまだ改善中で、β版と考えてください
課題:統一性がないチャンネルの乱立により、情報が散らばっていた
キャディはテクノロジーと併せて「オペレーショナル・エクセレンス」もビジネスの根幹の一つとして捉えています。その実現のためにはコミュニケーションコストを下げ、情報の受け渡しを迅速かつ的確に行うことが非常に重要な要素となっています。
しかし、私の入社前はSlackのチャンネル名に統一性がなく、以下の弊害が起きていました。
・議論の場所が散らばる、分からない、放置されやすい
・マネージャーほど関わるチャンネルが多くなり集中力を阻害する
「あれ?これどこのチャンネルで相談したっけ?」「この話どこで相談したらいいんだ?」といった状況で、非効率なコミュニケーションが起きていました。
オペレーショナル・エクセレンスを目指す会社としては、これでは困る!
解決策:共通のprefixでチャンネル名に統一性を持たせた
そこで共通のprefixを使い、チャンネルの名称に統一性を持たせることで、
・チャンネルの検索性の向上
・議論の場所として集約されやすい設計にすることで、議論の放置を防ぐ
を実現しました。
キャディのprefixルールは以下の通りです!
1-xxx : 全員参加のチャンネル(generalなど)
2-help-xxx : 質問用チャンネル
2-alert-xxx : 通知系のチャンネル(callbackなど)
2-office-xxx : オフィス用のチャンネル
3-hub-xxx : 部署横断的組織のチャンネル
3-pj-xxx : プロジェクト名が入る
3-tmp-xxx : 事故対応など、一時利用目的チャンネル。終わったら閉じる
○○(部署名)-xxx : 部署のチャンネル
○○(部署名)-○○(チーム名)-xxx : チームのチャンネル
z-boyaki-xxx : 個人が発信できるチャンネル
z-club-xxx : 部活動用のチャンネル
z-times-xxx : 仕事以外の話をする場所
z-hack-xxx : スラック連携お試し用
↓ 整理後のチャンネル一覧(抜粋)
※キャディのカルチャー醸成に欠かせない「# 1-shisei_box」というチャンネルがあるのですが、別の機会に発信させて頂きます。
更なる進化、Slack Channels Groupingの導入
更なる検索性の向上のために、「Slack Channels Grouping」というChromeアプリのインストールを推奨しています。
インストールをすることで、視覚的にツリー構造のグルーピングが行われ、より検索性が向上しました!
厳格なprefixルールの下、チャンネルの作成はどうしてるの?
厳格なprefixルールを決めたキャディですが、チャンネル作成権限は、コーポレートに集中させました。
キャディには社員同士の自由なコミュニケーションが十分になされているという前提があります。
スラック上でのコミュニケーションを促進せずともオープンにできない会話=公開できない個人的な情報だったりするので、DMで行うのかクローズドチャンネルを作るかの違いでしかないと思うので、チャンネルの作成権限とコミュニケーションの自由さに大きな関連性はないと感じています。
それよりもチャンネルの名称に統一性を持たせ、コミュニケーションの効率性をあげることが事業上重要と考えました。
もちろん要望があれば、内容の被りが無いチャンネルであれば作成しています。趣味を語るようなチャンネルも複数存在しています!
結果:閲覧性があがり、コミュニケーションが効率的になったとの声多数
始める前は、「制限がかかって嫌がるかな?」と心配していましたが、「見やすくなりました」「この名称のほうが見やすいので変えてください!」といった声が現場から上がってくるようになりました。
このフェーズでの施策としては良かったと整理しています。
ただし、今後事業が進捗した段階で作成権限を全員に付与するかもしれません。このあたりは試行錯誤しながら進めたいと考えていますので、ベストプラクティスをご存じの方いれば是非議論したいです!
その他ルール
プロフィール
・表示名はコーポレートで初期設定時にローマ字で記載しています
・氏名は「漢字名+/内線番号」を記載します
・役職、担当やプロフィール画像は好きに設定してもらっています。みなさんの画像は個性的で好きです
スタンプは自由に作ろう
社員全員で好きなスタンプが量産されています!「たまらん」や「神」やバリューである「大胆・卓越・至誠・一丸」が人気のスタンプです!最近は「GOS」というスタンプも人気です、、(意味が気になる方は、ミートアップや選考に応募して聞きに来てください笑)
チャンネルの入退室通知は非表示に
画像のようなチャンネルへの入退室の通知ですが、あまり見なくなったチャンネルを出たいが「退出通知されるので退室しづらい、、」といった状況は関係のないスレッドの通知が多くなされることになるため健全ではありません。
退出にあたっての心理的ハードルを下げるために入退室通知はオフにしました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?最初に述べたようにキャディのslack利用ルールはまだまだβ版です。「こんなやり方があるよ!」といったアドバイスあればtwitter等で是非ご連絡ください!