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ロストギラティナについて考えたこと・シティリーグ振り返り 〜パラダイムトリガー環境〜
はじめに
こんにちは。"たつや"と言います。
11/5 シティリーグシーズン1に参加してきました。
参加人数70人トナメ16人上がりという規模のなか、ロストギラティナを使用して結果は2勝3敗で予選落ちという形でした。
ロストギラティナを持ち込むまでの思考のアウトプットとして記事に残します。
参考程度に読んでいただければ幸いです。
環境の遷移
パラダイムトリガーが発売されて大きな変化がありました。
それはルギアvstarの登場です。
ルギアvstarを中心にメタゲームが回っていると言っても過言ではないほどの影響力がありました。
例として、白熱のアルカナ環境後半のシティリーグではアルセウスvstar+ミュウツーvunionのデッキが台頭していました。しかし、パラダイムトリガー環境のシティリーグではパッタリ数を減らしました。
ルギアvstarは展開速度が速い、かつ高火力が出るデッキとして認知されており、シティリーグで勝ち上がるにはルギアvstarに対してプランのないデッキは使えないというほどです。
候補デッキ
ロストギラティナ
最有力候補のまま、実際に使用に至りました。
最低限ルギアvstarに対抗できるプランがあったこと、対応範囲が広い、候補の中で練度が一番高いことから持ち込みました。
後述のロストライコウとデッキ選択を悩んでいたのですが、対戦相手としてロストライコウが増える可能性を考えると、ツツジの採用有無、枚数が重要になりそうだったため、ギラティナを選択しました。
ロストライコウ
![](https://assets.st-note.com/img/1667738076823-EkErn9m6ZV.png?width=1200)
第2候補として考えていました。
ロスト軸にアメイジングライコウを採用したデッキです。
ルギア vstarに対して弱点をつける雷タイプとして価値が高く、非Vデッキのマッチにおいてもライコウが2匹にダメージを与えることで有利に戦えます。
ベンチ狙撃を防ぐマナフィに対しても、ヤミラミのロストマインで処理できることでロスト+ライコウという組み合わせはとても相性が良いです。
レジギガス
非Vデッキである、雷タイプのレジエレキが入っている点で候補デッキとしてありました。
初動に不安があること(ベンチ展開、エネルギーをトラッシュに送る)、ルギアvstarに対するメタカードとして採用されるシンオウ神殿が刺さる、ロストライコウに対して不利をつくとして使用には至りませんでした。
個人的候補外
・ルギアvstar
パワーの高いデッキとして認識しているものの、採用されるエネルギー枚数が多すぎる、ルギアvstarのミラーマッチに不安があったため早期に候補外としました。
・ミュウvmax
森の封印石の登場によって強化されたデッキ。
ドラピオンvの採用が多いためメタがきついと考え候補外。
ロストギラティナの強み
ロスト軸の強み
キュワワーの特性はなえらび、アクロマの実験でロストを増やすことで、ウッウのおとぼけスピット110で序盤から打てる、ミラージュゲートでエネ加速が容易、終盤ヤミラミのロストマインでサイドを回収できる点がロスト軸としての強みになると思います。
ギラティナの強み
ギラティナvstarのロストインパクト280は環境に存在するvstarを一撃で倒せるほどの火力を持ち、ロスト10枚で使用できるスターレクイエムは相手のHPに関わらず気絶させることができます。
vstarが強いことは明確ですが、進化前のvも強いです。
アビスシークで序盤からロストを増やしながら手札補充ができる、相手にかかっている効果を計算しない引き裂く160も非vを倒せる、vstarを2回で倒せるダメージラインとして十分強みがあると考えます。
使用デッキリスト
![](https://assets.st-note.com/img/1667738106976-C0AnFZzUKX.jpg?width=1200)
デッキコード:xYcxYY-h3c1xw-cx8c48
VIPパス型ではない
VIPパスは1ターン目の展開力は高いものの、それ以降はポケモンサーチ札ににはなりません。中盤以降のギラティナを2枚置かないといけない盤面などで不都合が起きる点、VIPパスに寄せることでクイックボールの採用枚数が減る=ネオラントからアクロマがサーチできないなどのゲーム展開を考えるとVIPパスを積むよりクイックボールが多い方が良いと考えます。
またVIPパス型はスタジアムの採用枚数が減る傾向にあり、ルギアvstarに対抗するためにシンオウ神殿の採用は2枚から始める必要があるのではないかと現時点で考えています。
こだわりベルトの採用
主にルギアvstarに対して必要となるため。
ギラティナvstarの強みであるロストインパクト280でvstarを一撃で倒せる、ことがルギアvstar に採用されるvガードエネルギーによって否定されます。シンオウ神殿でもケアできる範囲ですが、シンオウ神殿は終盤のかがやくリザードン、アメイジングイベルタルのエネ色拘束に対する相手の要求値を上げるために温存しておきたいため、こだわりベルトを採用しました。
各対面で考えるゲームプラン
ルギアvstar
最有力プランは
おとぼけスピット110 + ひきさく160 + (ジグザグマ or こだわりベルト)でルギアvstar1匹を突破すること。
ウッウ、ギラティナvを倒されることで残りサイドが自身4枚相手3枚。
相手のこり3枚のタイミングでツツジを使いながらギラティナで攻撃することで正面のギラティナが倒されても1枚サイドが残るため、もう1度ツツジを打てる可能性があります。
ルギアvstarのデッキはクイックボール、ハイパーボールが多い、クロバットv、ネオラントvの採用率も高いため1度のツツジでは解決されてしまう可能性が高いということが練習段階でわかりました。
また相手のルギアvstarデッキの終盤において、サブアタッカーがベンチにいること自体が脅威になります。
主にかがやくリザードン、アメイジングイベルタル。
この2匹に関してはギラティナvstarであろうと1撃で気絶させるだけのパワーがあります。ベンチにアーケオスが並んでいるだけでサブアタッカーにエネルギーがついていなくても即時エネ加速が可能なためツツジを打とうと盤面だけで負けてしまいます。そのため、ツツジと合わせてシンオウ神殿まで貼ってやっと勝利が見えてきます。
ロスト系統
盤面での負けがない限りはツツジを打ったプレイヤーが概ね勝ちます。
ジグザグマのかんしゃくヘッド+回収ネットで20与えながら、ロストマイン120で相手のHP70ラインを2枚どりすること、逆に相手にされないことを考えながらプレイすることを意識します。
不要なキュワワーを回収するため、ジグザグマを回収して特性を2回使うためにも回収ネットの枚数は重要になります。
ギラティナをメインとしないデッキの場合(かがやくリザードン、アメイジングライコウ)、序盤においてギラティナvstarのHP280を超えることが難しいため、引き裂く、ロストインパクト、ロストレクイエムと順に技を打つことでvstarサイド2枚のポケモンでサイド3枚稼げることが多いです。
レジギガス
序盤はロストを貯めながら、サイドの取り合いに遅れないことを意識します。中盤にかけてシンオウ神殿+ツツジを使うことでスタジアムを割る要求とベンチを並べる要求を科します。
シティリーグマッチアップ
1 ロストリザードン 勝ち
しっかりツツジを打てたので勝ち。
かがやくゲッコウガとロストマインのサイド複数枚どりプランがあること、ツツジが採用されている点で有利に立ち回れたかなと。
2 ルギアvstar 負け
相手のアーケオスが1体しか展開できない場面の中、正面のルギアvstarを倒せれば有利に立てる、と思ったはずがギラティナvstarがなかなか引けない…
ギラティナを探しに隠しふだの多用、ふつうの釣竿をロストした結果エネルギーがかつかつの展開。正面ウッウで技を打ちながら後ろにエネルギーをつけたギラティナを用意、ツツジをうってボス引かれないお祈りからボスを引かれたため負け。
3 裏工作アルセウス 負け
一番難しかった試合。
![](https://assets.st-note.com/img/1667743316152-bDyJhkm0Jl.jpg)
相手先1 アルセウスに手張。
自分後1 アクロマ、はなえらび、アビスシーク。
先2 アルティメットレイ180。
後2 アクロマから新品ギラティナに入れ替えミラージュゲート手張で160。
先3 アルティメットレイ180。後ろアルセウスにエネ加速。
後3 ギラティナ引き裂く、アルセウス気絶サイド2枚。
先4 ベンチにアルセウスv、無傷アルセウスでアルティメットレイでエネ加速なし。ギラティナ気絶サイド2枚。
後4 手札にツツジ、ボス、シンオウ神殿、その他数枚。ミラージュゲートがなく正面を倒せない。神殿、ボスで裏のアルセウスvを呼んでおとぼけスピット。
先5 正面のアルセウスvにダブルターボ貼って番終わり。
==ここで画像の状況==
お互いサイド4枚。手札にはツツジを抱えている。
取れる選択肢は2つ。
①おとぼけスピットでサイドからネオラント引くに懸ける。
②技宣言せず正面のウッウが倒れるのを待って、ツツジから入る。
結果的に技宣言をしてサイドからネオラントを当てたものの、相手にツツジを使われ負け。
相手の手札数枚にボス、エネを持っている可能性なども考えられたので明確なプレミ、とは言えないものの難しい場面だったなと思います。
4 ミュウ 勝ち
先行ドラピオンvスタート。
そのほかたくさんエネルギーを抱えてのスタート。
対面はミュウであることを知った上でゲームスタート。
トップ、アクロマの実験。
後攻だったらアクロマから入れてドラピオンで技宣言できるのになぁ。。。と思いながらドラピオン単騎エンド。
相手も手札渋そうな顔をしながらトップでVIPパス。強すぎん???
なんやかんやで展開されたもののメロディアスエコー140でドラピオンが耐えたためアクロマから入ってなんやかんやで勝ち。
5 ルギアvstar 負け
トナメ16人上がりの中、2戦目で負けた相手が全勝していたため3勝2敗ならまだ可能性ある!と意気込んだ最終戦。
手札にジグザグマとヤミラミのみ。
先行ルギアが順当に回り、先行2ターン目にはジグザグマが、3ターン目にはヤミラミが倒されて負け。
何もできないのは悔しかったのでルギアvstarにヤミラミで引っ掻く20だけ与えておきました。
さいごに
振り返りと記録ということで書き連ねました。
何かご質問等あればご連絡ください。
Twitter(@haru_sphere)
長文ご拝読ありがとうございました。