
いいキャリアって何なんだろう?
こんにちは!
なんだかんだで3ヶ月で4回目のnoteになります。
めっきり寒くなりましたが、実はもう日の入りが一番早い時期は過ぎているそうで、確かに少しずつ日が暮れるのが遅くなってきていますね。
※日の出は冬至に向けて遅くなっていて、昼の時間はまだ短くなるようです。
というのも、私は早く日が暮れるというのがすごく嫌でして、少しでも遅い時間まで明るいというのを知って、嬉しくなったのでこんな書き出しにしてみました。
さて、そんな2024年もまもなく終わりを迎えますが、今年は個人的に色々変化のあった年になりました。
そんな変化が自分の考えにもたらした影響を、今回は書いてみようと思いました。
2024年起きた変化
仕事環境の変化
9月末をもって、4年ちょっと勤めた会社を退職しました。
ベンチャー×情シスの人材の支援というものを立ち上げて、がむしゃらに走ってきたんですが、短いようで長い期間でした。
チーム自体はすごく手応えのあるタイミングになってきたんですが、私自身はもっと現場に近いところに身を置きたい・こういうnoteを書いたり自由に色々取り組んでいきたいという思いが強くなってきた、というのが一番の理由になります。
今は泥臭い営業もやっているんですが、やっぱりこの感覚が自分には合っていて、小さな規模の環境で情シスの方の転職のご支援を、現場に戻って日々奮闘しております。
(新しく自社のウェブサイトができたので、転職のご相談・お悩みがある方は、ぜひこちらからご連絡ください!)
陸上への熱がすごく高まった
そして、趣味の陸上観戦はこれでもか!というほど色々なイベントを見に行き、10月の投稿時点では以下の実績だったんですが、
24年5月:日本選手権(静岡)
24年6月:日本選手権(新潟)
24年9月:yogiboチャレンジ(新潟)
24年10月:全日本大学女子駅伝(宮城)
その後アップデートがあり、
24年11月:クイーンズ駅伝(宮城)
24年12月(予定、ホテルは予約済み):富士山女子駅伝(静岡)
と、年間を通じて陸上観戦を楽しんだ1年となりました。
(年明け1月1日のニューイヤー駅伝、2日・3日の箱根駅伝も見に行くつもりですw)
※タイトルの背景も、とある有名な場所を限定公開時に撮影してきたものです。
これ以外にも日体大記録会を見に行ったり、先日はTWOLAPSファン感謝祭というものにも参加し、すごく豪華なサングラスをいただいたり、という出来事もありました。
(ほんとに素敵なイベントでした!自身のキャリアについても発見の機会になると思っていなかったです😊)

そして一番大きかったのが、10月の駅伝を見に行ったときにある選手の方に声がけをさせていただいたんですが、気さくに対応していただき大ファンになりました。
走っている姿が、すごく勇気をもらえるというのが元々あったんですが、先日の感謝祭でも一緒に写真を撮っていただき、貴重な思い出になりました。
(まず目にされることはないと思いますが、本当に嬉しかったです!ありがとうございました!)
こうやって、人の応援をするエネルギーが自分も頑張ろう!という力に繋がるんだなというのを実感した1年になりました。
その中で出てきた思い
前置きがすごーく長くなったんですが、なぜこんなことを書いたかというと、
自身が仕事の環境を変わる大きなイベントを迎えた
より現場で多くの情シスの方とお話する機会が増え、キャリアの根源について考える・ディスカッションをすることが多くなった
アスリートの応援をする中で、これまで転職を支援してきた方だけでなく広い括りで、色々な人や職種の方のキャリアというものに興味を持つようになった
というのが重なったいま、理想のキャリアって何なのか?どうすれば近づくことができるんだろうか?という疑問が大きくなってきて、様々な方とお話する中で私なりの考えが固まってきたので、改めて言葉にする・そうすることで、来年以降私が挑戦していきたい方向性を明確にしておきたい、と思ったためです。
この後も少々長くなると思いますが、お時間ある時に読んでいただけると嬉しいです!ご意見やご感想は Xからいただけると幸いです!
(陸上のお話もできると、もっと嬉しいですw)
キャリア形成について
自身の経験から
色々なところで部分的に書いたんですが、私はざっとこんな経歴を歩んできました。
小学生:中学受験に向けて週6で通塾、塾のない日は家庭教師の先生が来るという勉強漬け、結果は第3志望の私立中学に合格
中学・高校生:その反動で好きな科目(数学のみ)しか勉強しないようになり、将来どうなりたいかという目線がないまま過ごし大学入試の本番でもうっかり寝してしまい、当然のように浪人することに
浪人:現役合格した友人と遊びまくり、数学と物理だけで合格できる情報学部になんとか合格
大学生(就活まで):入学2日目にプログラミングが向いていないことを痛感、1年早くバイトをしていた友人に誘われ塾の先生になり、気がつけば週6〜7日働く生活を送る
大学生(就活〜):リーマンショック直前ということもあり、とある営業職の面接で「どうしてウチを受けるの?」と聞かれ「マイナビの一番上にあったからです!」とふざけた回答をしたにもかかわらず内定をいただいたものの、新人として新しいことを覚えるんだったら塾の先生を継続したほうがいいか。。と思ってしまい、内定辞退
社会人(塾の先生):その後5年ほど2つの塾で大学時代の延長でやっていましたが、月に400時間ぐらい勤務という超肉体労働で、先に次の仕事を決める前に退職
社会人(エンジニア支援):「人のサポートをする仕事が楽しいな」という漠然とした思いはあったものの、何をしたらいいか分からないままエージェントに相談に行ったところ、こんな仕事があるんだと気づき、学生時代に勉強していたIT領域の転職支援にキャリアチェンジ
社会人(情シス支援):2020年にコーポレート領域を支援するエージェントに転職、これまでのIT系支援をしていた経験と掛け合わせて、情シス領域の支援を開始することに
何が言いたいかというと、自身の意思で何かをしたい・挑戦したいという思いがこれまでを振り返ると、ほとんどなかったということです。
今は日々温かく見守ってくださる皆さんのおかげで、情シス領域のご支援に全力で取り組んで行きたいと思えるようになりました。
ただ、後付けでこの考えにたどり着いたという思いがあり(それでもすごく幸せなことです)、自発的に何かに本気で取り組むという覚悟を持つという考えが、これまでどうしてなかったのか、とふと思ったんです。
特に陸上を見に行く機会が増え、苦しい練習に耐えてプレッシャーのかかる大会で結果を残しているアスリートの方の生き様を見ていると、私自身は
「この人についていきたい」と尊敬できる上司・社長に、恩返しをしたいという思いで仕事を頑張る
まずは目の前にある数字を全力で追う
という仕事の仕方で、自身で目標を設定する・何をしたいのかを考えるという視点が致命的に欠けていたのが大きな理由なんだと気づきました。
面談で意識していること
そんな私が面談で転職を考えておられる方にお伝えしているのは、現職に不満があるのは当然なんですが、
転職先で手に入れたいことは何か?
中長期的な視点から、次の環境で手に入れられることは何か?
というお話を、自身の体験と交えながら、掘り下げるようにしています。
もちろん一緒に働く人・環境が大切なのは言うまでもないことですが、それだけだと仕事をしていく中で辛いことがあったときにつぶれやすくなってしまうので、転職はあくまでタイミングと捉えて新しいことに挑戦する良い機会だと思いませんか?と伝えるようにしています。
目先の1件の成約を目指すエージェントであれば、そんなこと言わずにとにかく内定が出たところに承諾してもらえればいいんでしょうが、AIでもできる仕事はしたくないので(というかそれだと人間が転職エージェントをする意味がない)、しっかり次の環境で未来が見えるか?という視点で私は支援をさせていただいています。
ですので、とにかく推薦してください!や色々エージェントを使っている中でサポートお願いします!と言う方は、他のエージェントさんを使ってください、とお断りしています。その方が悪いのではなく、私の支援のスタイルと合っていないためです。
で、2025年にやりたいことは
エージェントとして
もちろん本業として、良いご支援を生み出していきたいと思っています。
前回のnoteでも書いたように、エージェントとしての価値を生み出していかないと淘汰されていくという危機感もあるので、より現場の声を拾って「あの人に相談したら市場に出ていない情報を教えてくれる」「外向きはいいこと言ってるけど、あの企業のほんとの今ってどうなの?」など、情シス領域の支援という意味では、日本で一番信頼されるエージェントになれるよう、腕を磨いていきたいです。
ただこの3ヶ月、オンラインだけでなくオフラインで多くの方とお話させていただくことができ、その中で度々話題に上がるのが、
情シスの人材がまだまだ足りない
もっと情シスの仕事の認知をあげていきたい
という内容で、裾野を広げる(学生さんや第二新卒の方々など向け)活動やそちらを受け入れる企業さんに向けても、早い段階から情シス採用を行なっていくメリット(詳細はこちらにも書きました)などを、note以外にも発信していきたいなと思っています。
もっと広い視野でやりたい
そして、私自身がやっと気づいた自分がなりたい仕事を見つけて、その夢に向かって努力をするという大切さも、もっと伝えていきたいと思っています。
年末の忘年会の場でもよく、「戻れるならいつに戻りたい?」という話になるんですが、今の私なら小学生に戻って、もっといろんな仕事の可能性を伝えてあげたいです。
何かに向かって全力で取り組む、ダメだったとしてもやり切ったんで仕方ない、次に新しいことを見つける、という思考回路を早い段階から養うことで、成長スピードも加速すると思うので、若い世代に向けても自分なりの考えを伝えていけるような仕事もしてみたいと思っています。
そして陸上観戦
今年以上に色々見にいきたいなと思っていますw
(今のところは、ニューイヤー駅伝→箱根駅伝→都道府県対抗女子→都道府県対抗男子、を1月は見にいく予定です)
全力で頑張っておられるアスリートの方のように、自分のエネルギーも増やしていければ・・と考えています。
ということで、今年も少し早いですがお世話になりました!
良いクリスマス&良いお年を!
(もし気が向いたら、もう1回noteを書くかもですが)