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大人の肉ばなれドリル(肉ばなれの治療と回復過程の実際)2 当日の帰宅後から2日目まで
初日にした処置(Amazon発注&RICE処置)
ゴルフ場のティーグラウンドで肉ばなれをやらかした後、近所の整形外科で処置をしてもらい、そのまま居酒屋に流れるという狼藉を働いたわたくし。
それでも帰宅後には今後のために肉ばなれの治療についての解説サイトをひたすら巡回し、各種論文も読み込んでみました。
ざっくり言うと急性期(0-3日)、亜急性期(3-7日)、回復期(7日目以降)という3段階。ただ回復期は人によってかなり差があり、状態によって処置が変わってきそうな雰囲気です。
ともあれ急性期の僕としては、アイシング用のアイスパックを装着するサポーターと、ふくらはぎを保護するサポーターの二種類をAmazonで発注。ついでに交換用アイスパックも2つ発注して、冷却&固定に向けて万全を期します。
対策は肉ばなれの基本に忠実に。
急性期(発症直後~48時間)は損傷部位の炎症を抑え、さらなる損傷を防ぐ。痛みの軽減と安静の確保のため、肉ばなれの基本処置「RICE」を施します。
Rest(安静):動きを最小限に抑え、患部への負担を減らす。
Ice(冷却):10~20分間のアイシングを1時間ごとに繰り返す。
Compression(圧迫):弾性包帯で軽く圧迫し、腫れを抑制。
Elevation(挙上):患部を心臓より高く上げる。
文字にするとわりと当たり前っぽいですし、受傷直後は「おれ、RICEやったぜ!」のつもりでしたが、冷静に振り返るとそうでもありません。評価点数をつけるとこんな感じです。
R→締切があって静かにデスクワークをしていて◎。
I→初日にアイシング用のパックが届かず、湿布剤で炎症を抑える程度で済ませたので△。
C→帰宅後、包帯を巻き替えたときに少しゆるめてしまったので△。
E→全然やっていないので✗。
やー、週末のサンデー運動者のやらかし直後にはなかなかの高難度。肉ばなれなんて事故のようなもの。アスリートならともかく、知識も心構えもない肉ばなれ初心者が週末にいきなり肉が離れても、まず医者探しがままならない。中高年は土日の不意な運動由来も多いから、出先でのドクター探しも一苦労だし、診察・診断や処方を受けられるとも限らない。僕は直後に受診できただけでも、僥倖と言わざるを得ません。ありがとうございます。
だいたい「R]くらいならできるかもしれないけどに、「E」(足を心臓より高く上げる)なんてソファでお昼寝するような光景しか思いつきません。ぐぅ。
もっとも振り返ってみれば、「I」(冷却)はコンビニ等で氷を買えば、もう少しできたかなという気もします。「C」(圧迫)ももう少し知識があればきつく巻き直せたかもしれません。ただ「血行が滞らない程度に圧迫」と言われてもどの程度かわからないし、腫れがきついから自分で巻くとどうしても手ぬるくなります。
幸いにして土曜に受傷した僕の週末は、日曜に家で仕事。月曜の日中のミーティングもすべてオンラインだったので大きな支障はなし。
フィジカルトレーナー職の方に聞いてみたら、肉ばなれには前日、前々日あたりの飲酒が遠因の可能性も。飲酒は脱水状態を進めるので筋肉内の水分量が少なくなり、当日水が少ないとなると肉ばなれのリスクが上がったとしてもおかしくないという話でした。
というわけで、帰宅後はいまさらながらウィルキンソンのやせる炭酸水(語弊)をがぶ飲みし、併せて最近サボっていた、マルチビタミン、マルチミネラル、アミノ酸にナイアシンなどのサプリメントも3割程度オーバードーズで服用することにしました。
2日目の処置(腫れ対策とサプリメント)
2日目。起きたら、もう右足のヒザ下からふくらはぎがゾウのように腫れています。そう言えば前日帰宅後に、色違い含めて7~8本を着回しているいつものLEVI'S 517を脱ごうとして、ブーツカットとは思えぬほど苦労したのを思い出しました。「ずいぶんたくさん包帯巻いたんだなあ」と思っていましたが、腫れのせいか。左膝下の周囲33cmに対して、右膝下37cm。太い。
服薬と湿布はドクターの言いつけどおりに。前出のアイシング用サポーター&アイスパックと交換用の冷却パックが届いたのでここからアイシングも強化します。
この日は、日曜なので外出せずに静かにデスクワークをします。ケガとか病気をやらかした後って仕事が溜まりがち。ちなみに翌日の会食は、新橋「味享」の予定。さあ治れ、1日で治れ。