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たぶん一番簡単なKindle本の作り方
昔、電子ブックはMOBIやらEPUBやら面倒な形式が多くて作るのが大変だったのですが、今はAmazonがKindle向けにWebベースのサービスを無償提供しているので(Kindle ダイレクト・パブリッシングというサービスです)、Kindle本を作るのであればこのサービスを使ってしまうのが一番簡単です。
このサービスはAmazonにアカウントを持っていれば誰でも使うことができます。仕組みとしては
1. 本の情報を設定する
2. 作っておいた本のコンテンツを流し込む
3. 価格を設定してAmazonで販売する
の3ステップだけ。
本の情報は
・タイトル
・著者名
・内容紹介
・キーワード(タグ)
を設定する程度で難しいことはなにもありません。
食べさせるコンテンツは色々な形式がサポートされている(Word, Kindle Package Format, EPUB, HTML, MOBI, リッチ テキスト フォーマット, プレーンテキスト) のですが、僕は学生さんであればお金のかからないRTF、社会人であればフォーマットの自由度が高いWord(.docx)ドキュメント使う事をお勧めします。
特にWordはルビなどもそのまま電子文書に反映してくれるので大変重宝です。僕はもっぱらWordを原稿にしています。できあがりはこんな感じ。
ところで見た目のよい電子書籍をつくるためには良い画像ツールがあると便利なのですが、今はいいWebツールがあります。僕のオススメはこのサイトです。
これはひと昔前のPhotoshop(5くらいかな?)と同等の機能を備えています。レイヤーも使えるし、大きな画像も扱えますので、普通に表紙を作る程度ならこれで十分です。画像データはJPEGで作る必要があるので、それだけが要注意。僕はいつもPNGでデータを作るので、変換するのがちょっと手間でした。
ともあれ、材料が準備できたらあとは指示された通りにアップロードするだけでなぜか電子書籍が出来上がります。
詳しい流れはここを見るといいでしょう。
ちなみに僕は調子に乗って現時点で35冊の手作り本をアマゾンに並べています。作る時間も一冊1時間はかかりません。
(正確には僕の本棚には36冊のキンドル本が並んでいるのですが、そのうち1冊は出版社が作ってくれたものなので……)。
せっかくAmazonがツールを用意してくれているのですから、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
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