好奇心ではすまされない、置き石脱線事故
実験ではすまされない
大惨事になっていたかも
脱線事故の原因が
置き石
しかも子供の好奇心から?
もし置き石がカーブの途中だったら、車輌が横転する大惨事になっていた可能もあった。
原因が子供の好奇心で済ませてよいのでしょうか?
ここで少し労働災害の法則のお話し
ハインリッヒの法則が示すこととは
事故になってしまった回数とあわや事故という回数の関係を示したハインリッヒの法則というものがあります。これは労働災害における統計的な法則で1件の重大な事故が起こる前には、29件の軽微な事故があり、さらにその前にはあわや事故という状態が300件あるというものです。
例えば家のドアの取っての向きが悪くて、
ほぼ毎日手をドアに擦るということがあると、2週間に一回はドアに手を挟むということが起こりやすく、更に年に1回はドアに手を挟み打撲や骨折という事態になる可能性が高くなるということです。
慌てないで落ち着いて行動すればよいのでは?
という考えかたもありますが果たして人間の注意力で何とかなるものでしょうか?
いつも落ち着いて行動している人もたまに慌てることありますよね
こういうときに結構やっちゃったりしますよね
では、どうしたらよいでしょう?
答えは簡単です。ドアの取っ手を持ちやすく、放し易いものに変えればよいのです。
簡単ですよね
では、話を戻して置き石による脱線に関していうと、仮に置き石による電車の事故が年に一回くらいは発生しているとすると、先ほどのハインリッヒの法則から300回ほどの事故にならない置き石があったと考えるのが順当ですね
年に300回ほどというとほぼ毎日に相当する。これは相当な頻度ですよね
日本全国どこかで毎日、人知れず置き石がされているなんて考えたくないですよね
では、どうすればよいのでしょうか?
線路に人が入れないようにする?
膨大な費用がかかりますよね
個人的には蒸気機関車時代の牛よけの様なもので先頭車輌の車輪の前に石が車輪に当たらないようにするものを後付けするのがよいと思います。
安全は常にコストとの戦いになりますが、
パフォーマンスのよい安全対策を考えることが安全の近道と考えています。
https://www.asahi.com/articles/ASN6M6W7HN6MUDCB01G.html
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