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ハッカソンを利用して、クラウドファンディングの作品について、いろいろ考えた。
自作のプロダクトをクラウドファンディングで資金調達してリリースすることを目的に ProtoOut Studioで修行中の50歳の普通のサラリーマンの たつや です。
9月19日・20日にM5Stackハッカソンに参加しました。
当初のアイデア
せっかくなので、クラウドファンディングで作るもの「草刈りゲーム」の開発に役立つ何かをつかもうと臨みました。
草刈りだけにまだ草案段階の草刈りゲームのイメージはこんな感じです。
現実世界でセンシングしたデータをクラウドにあげ、それをゲーム画面に反映させる技術が必要になります。
ということを念頭にいれ、アイデアワークを経て、現実世界の雑巾掛けをゲーム画面に反映させる「雑巾掛けゲーム」を作ることにしました。
雑巾にM5StickCを仕込み、クラウド経由でUnityまたはWebVRでゲーム表示するイメージです。
当初は、M5Stack からHTTP通信で、nuxt.js、Firebase、Herokuで構築したサーバに雑巾のセンシングデータ(GPS、距離センサ、加速度センサーなど)を保存し、nuxt.jsでWebVRまたはUnityを使ってビジュアル化を考えていました。
実際に作ったもの
しかし、いろいろとハマってしまい、初日朝3時まで格闘しましたが、進捗が進まず、2日目の朝10時まで進捗ゼロ%でした。
漫画「進撃の巨人」1巻の
「何の成果も得られませんでした!!」
というがシーンが脳裏をよぎりました。
方針を変え、ハッカソンの時間内に最短で何か動くものを作ることに全力を注ぎました。
当初の予定を大幅に変え、M5Stackの加速度センサーからHTTP通信で、自分が昔作った今もheroku上に生きているRuby on Rails + MySQLで構築したデータベースに保存し、そこのデータをUnityで見に行くということにし、なんとか時間内に動くものに仕上げました。
こんなイメージです。
【一週一創】先日の #m5stack ハッカソンで作ったものの作り方を公開します。 #UnityChan #protoout #ヒーローズリーグ #一週一創https://t.co/NT4jInmgqI pic.twitter.com/6oDnRVgDIZ
— たつや @9/18 cluster広島LT大会 (@tatsuya1970) September 23, 2020
しかしながら、これだと、サーバーにすごく負荷がかかります。
走ってるか走ってないかを確認するだけのために、1フレーム毎にGET通信したり、走っているか走っていないかというフラグを都度データベースにPOST書き込みする仕様なので、すぐにHerokuのリクエスト制限超過になります。
作品についての検討課題
リアルタイム処理できる他の方法がないか、そもそもリアルタイム性を求めない(ある程度エッジ側でデータをためて一気にクラウドに流すとか)とか検討課題の1つが明確になりました
また、そもそもゲームにする意味があるのかという根元的な問題も出てきました。
ゲームにせず、純粋に草刈りをどれだけしたか、ランニングアプリのように愛好家が「結果」を競争する仕組みのほうが現実的かなとも思いました。
アウトカムについて
今回のプロダクトはTwitterとFacebookで動画公開しましたが、とくにコメントなどのリアクションはありませんでした。
「いいね」は8人中7人が知人でした。
私はTwitterのフォロワー数は2000人と、一般人のアカウントとしては多い方らしいです。
しかし、今回だけの問題ではなく、技術系のツイートはあまり反応がない状態が続いてます。
ここ2ヶ月の「作ったもの」についてのツイートをTwitterのアナリティクスを使ってリツイート順に並べてみたのが以下の表です。
今回のハッカソンの作品のツイートは網掛けしています。
こうしてみると、実際に面白そうなものや熱量があるものに反応(リツート、いいね)をいただいています。
これだけでは、なんとも言えませんが、少なくとも今回の作品のツイートは「ハッカソンで作ったもののつくりかたを公開します」というツイートで、熱を感じられません。そのためか他の作品のときの投稿に比べリンク先のクリックが極端に低いです。
もっと深く考えればいろいろありそうですが、今回はここまで。
アウトプットについての検討課題
熱のあるツイートをするのことはもちろんなのですが、もっと根本的な問題がありそうな気がします。
そもそも、自分のフォロワーのうちアクティブな人がどれくらいいるのか?Twitterではなくて他の方法も模索するべきなのか?
他の方法については、フォロワーを育てるのはとても大変なことですので、新しい方法はSNSではなく、ピンポイントに興味ありそうなコミュニティにアプローチすることだと思います。
マスを、これまで育んできたTwitterの2000人に注力し、ピンポイントでコミュニティにアプローチする戦略が必要です。
つまり、今後考えなければいけないのが、以下の2点です。
・自分のフォロワーの属性を分析し、属性に合った投稿内容、リツイートしてもらえそうな投稿内容を考える。
・SNSではなく、興味を持ってくれそうなコミュニティにアプローチする。(例)技術系ではなく、草刈りゲームに興味ありそうな村おこし・地方創生系のコミュニティなど
以上、客観的な分析ではないですが、noteに書き殴っていくと、なんとなく方向性が見えてきたような気がしてきました。