37歳からの英国留学
2020年9月から授業が始まり、ビザ取得時期の関係で10月から渡英し、早5ヵ月が経とうとしている。
今は大学内の敷地にある寮に住んでおり、授業は全てオンラインで行われているため、ほぼ部屋から出ることがなく1日が終わるというルーティンの繰り返し。
今日の授業はほとんど発言ができなかったな。
周りが話していることが全く頭に入ってこないな。
言いたいことがあるのに、言えないな、こんな語学力じゃ。
こんなことを毎日のように考えている。
歳についてはあまり意識していないのだが、周りはほとんど20代前半から後半の学生が多いし、卒業後の就職を考えると、この歳だと専門的なスキルが必要なんだなと年相応の経験とスキルの必要性を自然と考えてしまう。
スキルはと言うと、強みとして挙げられるものは思いつかない。
これまでの経歴の中でも特に意識せずに過ごしてきた結果なのだろうか。
それとも外では潰しが効かない業界だったのだろうか。
そう考えると、「自分はマーケティングを専門でやってきました。」「エンジニア歴◯年です」とかいう経歴に憧れを感じてしまう。
37歳からの留学はどうなんだろうか?
自分に積み重なっているものは一体何で、どんなことに役に立つのだろうか?
留学前は意気揚々と大学生活を考えていた自分が、改めて今後の自分に不安を抱いてしまうと、そのギャップに恥ずかしく思える。
やっぱり自分は何も考えてなかったんだなと。
普通はキャリアを考えて計画的に行動するはず。
最近は諦め方を覚えてきてしまったようだ。
何でもできる、何にでもなることができるという不確かな自信だけは持っていたので、計画性がない、筋が通っていない、というネガティブに捉えてしまうことは断じて受け入れ難かったのだが、最近はもうそんなことを考えてしまうことも諦めてしまった。
だから、コツコツと目標に向かって努力できる人は本当に憧れる。
僕には決してできないこと。
37歳からの留学、
この経験は自分にどのように積み重なるのだろうか。
そんなモヤモヤと毎日向き合っている。
ただ、一つ思うことは、ずっと継続したい。
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