相手を尊重すること
こんにちは。
メンタル心理カウンセラーの立田です。
このnoteでは、心のよりどころや、判断軸を持つことが難しい今の時代にこそ重要な考え方かなと思うので、「論語」の言葉・考え方をやさしく・おもしろく紹介していきます。
悩みやモヤっとした気持ちを抱えているあなたが、「やさしい論語」に出会って前を向けるようになりますように。
■原文
「子曰く、其の位に在らざれば、其の政を謀らず。」
■超意訳
人にはそれぞれの役割・考えがある。相手の立場を尊重して余計なことは言わないこと。
■立田の考え
他人の気持ちや考えを完璧に理解して分かってあげることなんて不可能だけど、その人なりの役割やポジション・考え方があるのだから、否定したり批判したり「それよりこっちの方が良いに決まってる!」と決めつけたりしないことって大切ですよね。
子供に対して、その子なりに抱えている悩みや葛藤の中で出した答えに親が頭ごなしに反対したり、上司が各方面に調整をして妥協案の中でも最善策を考えたことに対して「なんで自分の企画が通らないんだ!」って嘆いたり・・・。
自分の考えをぶつけて納得いくまで議論をする必要もあるけど、自分の意見を主張する前に、相手がなぜそうの答えにたどり着いたのか、どうしてそうするのか想像を巡らせることが出来たら素敵ですよね。
創造力や「行間を読む」ということが、最近は苦手な人が増えてきたとよく聞きますが、「自分が相手の立場だったら・・・」と考える事が出来るといいなと思います。
この記事を通して誰かの心が軽くなりますように・・・