3月、君は君の正義を貫け

高速バスに乗り込み、響き渡るイビキに疲弊しながらも、心は躍る。

久しぶりに書く。




もうすぐ、コロナウィルスがあーだこーだで、自粛やら不要不急が何ぞや、みたいなやつが蔓延して1年経つね。

君の一年はどうだった?

俺たち、よく頑張ったよね。


ライブハウス、というのはいつだって難癖つけられ弾かれると思ってる。

今回の件もそうだし、次にまた正体不明のウィルスが来た時、あんまり言いたくはないけど、またどっかで大きな震災があった時もそう。

不謹慎、っていうレッテルをすぐに貼られてしまう。うん、ムカつく。

必要なことってのは人それぞれあるのにね。


こんな事になる前、俺が悩んでる時、それこそいっそ死んでしまった方が楽かしら、なんて本気で思ってた時に救ってくれたのは国でも世間でもなく、間違いなくライブハウスに来る、音楽を愛してる人の言葉だ。

「あの曲いいよね」

「声が好き」

「元気をもらえる」

そういう言葉に、生かされてきたのだ。


だからこそ、こういった状況の時に何もできない人間ではいたくない。音楽には、力があるのだ。

無観客、有観客、集客、利益、時間がどうとか、世間がどうとか、の前に守るべきもんがある。


現実逃避?理想論?

何とでも言え。だからいいんじゃん、だからかっこいいんじゃん、ロックンロールって。

あとはもっと人気者になるだけだなぁー。


いつでも歌ってます、この先何があろうとも。

いつでもおいで、ライブハウスに。


君は君の正義を貫け。

俺は俺の正義を貫く。

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