メキシコ、ミチョアカン・スイーツ

2024年2月15日 02:10

ミチョアカンの代表的なお菓子

モレリア市内にあるバレンティン・ゴメス・ファリアス（Valentín Gómez Farías）市場は、お菓子と手工芸品市場で、歴史のあるモレリア市を訪れる観光客には欠かせない場所です。
この絵のようにきれいな市場には、味、香り、色のバラエティーに富んだ魅力的なものがたくさんあります。

モレリアのお菓子と工芸品市場は、1968年9月14日、かつてイエズス会学校であった場所の一部、現在はクラビジェロ宮殿に設立されました。
現在では、ミチョアカン州の州都の観光名所のひとつとなり、様々な地域の手作りお菓子が売られています。

さらに、この市場の奥に進むといろいろな民芸品を買うこともできます。銅、ガラス、木、金属、革、椰子、糸、布、漆、磁器など、様々な材料で精巧に作られた品々で、それらを精巧に作るミチョアカンの職人の手の素晴らしさを見ることができます。

アテは、カリンゼリーのレシピに基づき、グアヤバ、洋ナシ、サポテ、カボチャ、テホテ、マンゴー、リンゴなど、さまざまなレシピや果物を使ってメキシコのさまざまな地域で作られているお菓子です。

ミチョアカン州モレリアを訪れたらぜひ食べてほしい食べ物です。

アテス・デ・メンブリージョ：小さな四角に切ったカリンのジャムをカヘタ（山羊乳のジャム）で覆ったものです。
ドゥルセ・デ・レチェ: 山羊の乳から作られる伝統的なカジェタから、クルミ、アーモンド、ココナッツ入りのドゥルセ・デ・レチェまで、バラエティに富んでいて、一番人気があるものは、カヘタ・エンビナーダとカヘタ・ケマーダです。
コート・フルーツ: テホーテ、カボチャ、イチジク、レモンなどの果物に氷砂糖をまぶしたもので、サクサクして甘いです。
アーモンドペーストのお菓子: ミチョアカンの伝統的なお菓子で、ミチョアカンで採れるアーモンドをすりつぶしたもので、氷砂糖、卵白を使ったものなど幅広い種類があります。
ドゥルセス・デ・レチェ・ケマダ（Dulces de leche quemada）：「ハモン・シージョ」とも呼ばれ、焦がした牛乳と砂糖で作られ、小さな四角い形をしています。

アテ・モレリアーノ

モレリアーノの作り方は、銅鍋の中で砂糖と果物を水または蒸気で煮ます。フランシスコ会の修道士たちが、果汁と砂糖でペースト状にしたフルーツを精巧に調理していたころは、使用するフルーツによって、グアヤバアテ、メンブリアテなどと呼ばれていたが、時代とともに、単に「アテ」と呼ばれるようになり商品化がされたと言われています。

アテ・モレリアーノは、非常に伝統的で象徴的なデザートであり、大量の砂糖で煮込んだフルーツペーストから成り、様々なフルーツで調理することができます。

植民地時代に修道士がリンゴ、ナシ、モモ、キンモクセイなどの果物をメキシコに持ち込んだことに遡る。ほとんどお菓子は修道院で作られてきました。