新人がプロフェッショナルへと進化する過程を探る
おはようございます、Sugiです。
今日は「正統的周辺参加」
について書きます。
英表記だとLPP:Legitimate peripheral participation」
となります。
聞き慣れない言葉かもしれませんが
これはレイヴとウェンガーが提唱した理論で
概要は以下の参考URLになります。。
看護を例に考えてみましょう。
新人看護師がある病院に入職したとします。
はじめは業務の一部を担ったり
経験者のシャドウィングをしながら
周辺的に組織へ参加していきます。
徐々に時間をかけながら
組織の一員としての
アイディンティティを形成しつつ
技術はもちろんですが
態度や振る舞い等も学んでいきます。
そして、徐々に中心的な役割を
担いながら
組織人として
あるいは職業人として成長してきます。
私がこの理論を学習したときは
OJTと何が異なるのか?と疑問に思いました。
LPPとOJTは必ずしも区別できるわけではなく
重なりあう概念と認識しています。
OJTは経験者の技術を側で観察しながら
その具体的なスキルを習得します。
LPPはそうした一面を含みながら
より広い視点で
職業人としてのアイデンティティや
振る舞い方、マインドセットを
学んでいく。
そんなイメージです。
なかなか解釈が難しい理論です。
ただ、ひとつ言えるのは
コミュニティのメンバーとして
承認を得て
参加していくプロセスというのは
大切な学習であるということです。
振り返れば、自分もそうであったと
思いました。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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