世界の美容医療学会事情を紹介します
こんにちは!
今日も僕のnoteへようこそ!
もう、すっかり春ですね。
春は“はじまり”の季節。
新しいことを始めたくなります!
聖心美容クリニックも
新しい試みが続くので、楽しみです。
世界中の美容医療学会も活況です。
僕もできるだけ参加して
最先端の美容医療の知識を吸収したいと思っています。
■美容皮膚科的な内容が人気
コロナ禍が過ぎ、美容医療学会が活況です!
僕も日本から海外の学会に足を運ぶ機会が増えました。
昨年の1月に、後ほど紹介する「IMCAS」に出席しましたが、
コロナ前よりも参加者数は圧倒的で
ブースの業者数も驚くほど多かったのが印象的でした。
ワールドワイドクラスの学会は、
美容皮膚科的な内容のものがトレンドになっています。
ブースの業者も8割くらいが美容皮膚科的な内容です。
今後、ますますこの傾向は強まっていくのだろうと思います。
■ヨーロッパの「IMCAS」「AMWC」
世界規模の学会には、IMCAS、AMWCがあります。
IMCASは皮膚科、および形成外科医の美容に関する学会で、本拠地はパリ。最先端の美容医療が研究されており、学会では貴重な情報をたっぷり学べます。
商業的なエッセンスがあり、美容皮膚科のドクターが世界的に多いため
活況になるのだと思います。
IMCASには以前、日本人はほとんどいなかったのですが、
最近では、比較的若いドクターも参加するようになってきていい傾向だと思います。
AMWCは、本拠地モナコで開催される
美容医療とアンチエイジングの国際医学会です。
メインの学会だけでなく、エリアごとに時期をずらして開催されるのも特徴で、AMWCもJapanが発足しました。
(実は、僕もアドバイザリーとして入っています。)
IMCAS やAMWCの本拠地からも分かるように、
ヨーロッパはノンサージカルな治療の普及が速いのです。
■アメリカの「Baker Gordon Symposium」
一方で、アメリカは外科的な治療が多い国です。
美容外科的な学会で有名なのが、 Baker Gordon Symposiumです。
ライブサージェリーは時間的な制約で
長時間の手術を見せるのが難しいのですが、
Baker Gordonでは全てを流し、
それにまつわるシンポジウムが同時進行で繰り広げられます。
外科医にとって憧れの学会で、
会場はそれほど広くないのですが3日間缶詰で堪能できます。
■中国の「MEVOS」
MEVOSは中国全土からドクターが終結する
アジア最大の美容医療学会のひとつ。
中国の美容外科事情は特殊で、
政府の後ろ盾もありながらの組織として確立されています。
実はこれまでMEVOSのことは知らなかったのですが、
商業的な要素が強い学会だと聞いています。
スケール感は中国ならではで、
会場は広いですし、年に何回も開催されています。
中国の美容医療の技術は格段に上がっており、注目するべき学会だと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
JSAS(日本美容外科学会)も毎年参加者数が増加し
展示のブースの申し込みも増えています。
もちろん、海外の学会の規模には遠く及びませんが、
若いドクターの参加者が増えていることは、いい兆しだと思います。
次回は、新規にオープンした上海院についてご紹介します!
お楽しみに。