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#02 期待と不安が入り混じる30年目の出航

こんにちは。
明治安田生命J1リーグ第1節横浜F・マリノス対セレッソ大阪の試合後の雑感。
今日はDAZNで自宅観戦。

試合結果

2-2のドロー。もったいなかったというのが率直な印象。

  • 前半40分にコーナーから先制される。

  • 後半24分アンデルソンロペスの突破から仲川で同点弾。

  • 後半33分にアンデルソンロペスで勝ち越し。

  • 後半45分に再度コーナーから追いつかれる。

前半

スタートは昨年からいるメンバーで構成していてシーズン初戦としてはこんなもんかなという感じで、前半はスコアレスかなと思ったら終了間際にセットプレーから失点。
前半の20分くらいからはずっと押し込んでいる状態で先制できずに、ボールロストから個人で中盤を剥がされて与えたコーナーキック。ファールしてでも中盤で止めておきたかった場面だったかな。

流れの中では、オフェンシブサードまではボール運べてだいぶ押し込んでいたと感じた。特に畠中の縦につける感じは去年の後半無かったから帰ってきて嬉しい。
ただ、前半はボール回しのテンポが上がりきらずに、セレッソのブロックの外で持っている感じで決定機はほぼなし。

後半

後半はパスのテンポも上がってセレッソのブロックの中に入れるようになったと思う。
PKはセレッソ側が長めに審判とコミュニケーションをとって間を作っていたので嫌な空気感があったと感じた。

PK失敗はありつつも、エウベルとアンデルソンロペス投入で個人で剥がせる状態になり、押せ押せ感が増して勝ち越しまではフェアな結果だったと考える。
同点弾はケニーの頑張りが効いたと思う。

終了間際の失点は残念の一言。結果的にPK失敗も効いてしまったかな。
今日の出来なら勝ち切りたかった。

全体感

なべこーへの期待感

まず、昨シーズンからのメンバーで言うと、なべこーの運びが素晴らしかった。今日のプレーがベースになるならリーグ終盤にはリーグ屈指の6番になっているはず。

左WGのテル

テルはカウンターでのドリブルのキレも戻ってきたと感じたし、左WGで結果が出たのが何より大きい。まだまだやれると思うけどね。

シャーレの奪還にはなべこーの覚醒とテルの復活は必須。

畠中の帰還

畠中はシーズンスタートに戻ってきてくれてとにかく嬉しい。昨シーズンは畠中の離脱が9月以降勝ち点を積みきれなかった大きな要因だと考えている。
中盤を越していく縦パスや運びは魅力だし、今日も随所に良さが見られたと考えている。一方で、プレシーズンの試合数が減った影響か、まだ試合勘、ゲーム体力が戻っていないところが後半の終盤に出てしまったとも感じている。
最後の失点のコーナーにつながった場面は残念だったけど、シーズンはまだ始まったばかり。ここからコンディションが上がっていくことに期待。

アンデルソンロペスの衝撃

新加入組だと、アンデルソンロペスは想像していた以上の怪物級のストライカー。
アシストに勝ち越し弾と、チームとして今シーズンも点をとる部分はどうにかなるだろうことを期待させるアンデルソンロペスデビュー戦。
夏に引き抜きに合わなければ得点王の可能性もあると感じた。

セットプレー守備という課題

セットプレーに関しては昨シーズンも12失点(全失点の約34%[1])しているし、要改善。とはいえ、セレッソは昨シーズンにセットプレーから17得点(全得点の約36%[1])していて、優秀なセットプレーのキッカーが多いことを考えるとリーグ全体でも特に相性が悪い相手だろう。
初戦でセットプレーに関しては難しい相手であったことを考慮に入れると初戦で明確な課題が出た点はプラスに捉えたい。
(※[1]Football LABより)

まとめ

昨年までの主力の移籍があった中でも、初戦でマリノスのアタッキングフットボールを見れてホッとした。後半の勝ち越し弾までの押せ押せ感はJリーグだとちょっと止めようがないだろうし、去年の序盤戦を考えると期待感は大きい。
連戦であることを考慮すると、2月はミッドウィークがビックゲームなので、エウベルとアンデルソンロペスを後半途中から投入という起用法は悪くなったと感じている。

次節に向けて

リーグタイトルを見据えると、2月のミッドウィークの川崎戦・神戸戦は早くきてしまった6ポインターとなる可能性が高いので、いきなり山場というかもったいない気もする。
昨日の多摩川クラシコは観たが、両チームもう少しチームが出来上がったタイミングで見たい気もするが、初戦の両チームのゲーム内容を考えれば次節の川崎戦は必勝である。

では、 今回はこのくらいで。

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