Rubyを分かりたい人に「Rubyコードレシピ集」をお勧めしたい
Ruby コードレシピ集 をお勧めするエントリです。
Rubyコードレシピ集の好きなところ
レシピ集であるということ
AIに相談しやすくなる
文章やコードが簡潔で読みやすい
レイアウトがきれいにで読みやすい
「関連項目」や索引がある
レシピ集であるということ
いきなり話は飛びますが、ちょうどこの本が発売されたあたり、2024.8.24に開催された 大阪RubyKaigi04 の @joker1007 さんの発表「 Rustで作るTreeSitterパーサーのRubyバインディング 」で(発表の主旨ではないのですがmm)個人的にとても共感したのが↓です
やー、そうなんですよ。APIドキュメントって、APIのドキュメントとして最適化されているので、分かってない状態だと、やりたいことに対して、APIドキュメントを何度も読み、使って試行錯誤してみて、ようやく分かっていくんですよねえ。(分かる状態でよむと全部APIドキュメントに書いてあった…となる)
そこでレシピ集ですよ。分かってない状態から分かってる状態になるには、信頼できるレシピ集があるとめちゃくちゃ捗ります。
僕も過去にお世話になったレシピブックやクックブックがありますが、ここ数年は出版されていなかったと思います。
そこに信頼できる著者陣による、レシピ集が出版されたのはとてもうれしいですね:)
AIに相談しやすくなる
最近だとコードを書くときに、ChatGPTやGitHub CopilotなどのAIに相談することで開発効率が上がっているのですが、これって、僕の中にいろんな経験値が溜まり、良し悪しの判断や、聞くときのキーワードがあるからで、ある程度の知識基盤が必要だなと感じています。
知ってることだとショートカットはできるが、知らないことが多いと情報量過多でわかりにくかったり、裏を取るのに時間がかかることが多い。そうならないためには、自分も学習や訓練することが重要だと思います。
その訓練を積むのに、レシピ集はうってつけで、バンバン写経するとめちゃくちゃ良い経験になると思います。関連項目も索引もあるし、知識も繋げやすい(本を書く場合、関連項目や索引って作るの大変なので、あるととてもうれしい)
読みやすい
レイアウトも色が効果的に読みやすいように工夫されていて、うれしいです。
コードも文章も簡潔に書かれているところもよいですね。レシピ集に限らずですが、技術書は後から何度も読み返すので、文章もコードも簡潔なのが好みです。
気がつけば本が出てから1ヶ月経ってしまってました。。。
読書会もやりたいすねえ。誤字脱字を見つけた場合は サポートページ から連絡すればよさそうです。