中山金杯、京都金杯〜ドラゴン式レース考察〜
こんにちは。TatsuOです。
新年１発目の重賞は金杯２つということでJRAからお年玉を貰いたいですね。
中山金杯
・トラックバイアス
今週からCコースに変わることに加え、４コーナーで向かい風を受け、直線も向かい風気味。年末の中山が先行有利だったこともあり、先行有利はほぼ確定。
・展開
ロザムールとシャムロックヒルというエリザベス女王杯でハイペースを演出した２頭が揃って外目の近い枠に。どちらも逃げてこその馬でスローにはならないのではないか。ウインイクシードも大外枠に入ったため、序盤に頑張るしかなくなった。
・印、見解、買い目
◎７トーセンスーリヤ
前走は珍しく道中力みながらの追走。しかし他のレースでは力むような場面はほぼ見られず、前走もパドックでは無かった発汗がレース直前に見られるようになっていたことからレース外に原因がありそう。今回は力まず走れるのではないか。そしてスピードが重視される舞台も合わなかった。馬体を見ても去年の春からは明らかに成長しており、参考にするのは2〜4走前だけで十分。その3走が全てかなり強い内容。走法的にも中山は適性高いはず。斤量57.5キロもクリア済。脚質、適性がどちらもこのレースにかなり向いており、能力も最上位。
☆２タガノディアマンテ
純粋な走法の良さで見れば抜けて良い走法をしている。ステイヤーのイメージを持たれているが、このくらいの距離の重賞でも十分通用していた馬。長期休み明けかつ後方脚質とギャンブル要素は強いが人気が無いなら抑えておきたい。能力は高い。
△１６ウインイクシード
大外枠に入ったからか思っていたよりずっと人気していない。舞台適性は高く脚質もマッチしている。頭でくるイメージは湧かないが横比較では上位評価せざるをえない馬。もっと人気すると思っていた。これなら抑えておきたい。
推奨買い目
7単勝
(7複勝）
7-2.16ワイド
京都金杯
・トラックバイアス
ラチ沿いは前回開催の痛みが残った状態。とはいえその前回開催が後半になっても内枠有利だったため、今回も内有利の想定で問題ないはず。コース形態的にまくりが効きづらく、コーナーをロス無く回った馬が有利というのも覚えておきたい。また、３.４コーナー中間あたりでちょうど向かい風を受けることになるため、さらにまくる馬にはキツい状態での開催となりそう。
・展開
バスラットレオン、サトノフェイバー、ディアンドル、クリノプレミアム、カイザーミノル、ダイワキャグニー、トーラスジェミニと前に行ってこその馬が７頭もいるメンバー構成。確実に流れる。中団内で脚を溜めて、直線で差し切る競馬が理想。とはいえ後ろすぎてもよくない。
・印、見解、買い目
◎８ルークズネスト
ザ・中京巧者という走法でコースへの適性は相当に高い。前走は1週前追い切り後に休み明けの息づかいとのコメントあり。直線も不利があり、スムーズなら7位くらいには来ていたように思う。２走前のスワンSは不利が無ければ確実に勝ち負け以上という内容で、ファルコンS、シンザン記念のパフォーマンスもかなり優秀。ゲートは上手いとは言えないが、二の脚がかなり早く望んだポジションを簡単に取れる。今回は前に行きたい馬を行かせてその後ろの列で競馬をしたい。適性、脚質ともにこのレースにかなり合っており、能力も最上位。枠も良いところをもらい斤量にも恵まれた。迷わず本命。
☆１４トーラスジェミニ
安田記念で錚々たるメンバーと０.４秒差以内にもかかわらずなめられすぎている。走法的に中京は適性高いはずで距離もマイルがベスト。過去の戦績から斤量も問題ない。今回はハイペース必至だが、この距離であればハイペースでも粘り切れる馬。近２走は完全にデキ落ち。追い切りを見る限りかなり状態も戻ってきている。１発期待したい。
▲１２エアロロノア
TLで嫌われまくったおかげか予想よりも全然人気がない。前走とそれ以前で馬体も走法も別の馬。中学生が一気に大学生になったくらいの成長を遂げている。本質的には中京はやや適性から外れる印象も、今の充実度に差し展開、能力上位とくれば抑えるが吉。
△２バスラットレオン
NHKマイルC、京成杯AH、富士Sはいずれも馬場が早すぎたため適性外。そして２.３走前は状態を崩してもいた。前走でパドックが良い時に戻りつつあり、かつ適性舞台の中京マイルなら巻き返しても驚けない。ただし馬柱からすれば過剰人気は明らかで、あくまで抑え程度の評価。
△７ザダル
前走は荒れた内の馬場を走ってバランスを崩していたとのこと。２走前は荒れたかなりタフな馬場も、展開も、気性も、全て噛み合わずの敗戦で度外視。斤量をこなせるかと、痛みの残る馬場がどうかも差し馬ならこの馬が能力上位。人気が無いなら抑えておきたい。
推奨買い目
8単勝
8複勝
8-2.7.12.14馬連
8-12.14(2.7)ワイド