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〈自己紹介〉ホッケーが好き。という気持ちだけでなんとかプロになりました。
お久しぶりです!!!!
関西大学のゴールキーパーだった、石田龍之進です。
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無事に大学を卒業してしまい、もう、関西大学のゴールキーパーではなくなりました…
ちょっと寂しい。なんて言ってる場合ではなく、
本日、チームから発表がありました通り、私、石田龍之進は、
2022-23シーズンより横浜グリッツと契約させて頂くこととなりました!
これまで応援してくれた方々に心から感謝申し上げます。
今回は、初めましての方に対しての自己紹介と、契約にたどり着くまでの道のりについて、猛スピードで進めていきたいと思いますので、どうぞ最後までお付き合いください。
繰り返しになりますが、
私、石田龍之進は今季より横浜グリッツと契約させて頂くこととなり、
小学生の頃からの夢だったプロアイスホッケー選手としてのキャリアをスタートする事になりました。
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ここまで応援、サポートしてくれた皆様に心から感謝申し上げます。
しかし、私は本来、プロの世界で戦えるレベルには達していなかったと思います。
私よりも上手な選手は沢山いたし、大学でも十分な成績を残すことはできませんでした。
なのに、今こうやってnoteでプロになった報告ができている。これは本当に運の良い、幸せな事なのだと心から感じております。
本日は、私がプロ内定するまでのこの約1年間の動きと、今後の目標について、触れていきたいと思います。
プロ内定までの道のり
私がプロのアイスホッケー選手になりたいと思ったのは小学生の低学年の頃。
小学1年生でアイスホッケーを始め、数ヶ月ですぐにゴーリー(=ゴールキーパー・ゴールテンダー)に挑戦しました。
小学校の卒業式で、卒業生が将来の夢を壇上で発表する機会がありましたが、
「オリンピックでメダルを取り、日本のアイスホッケーを盛んにしたい」
と、言ったことを覚えています。
しかし、気づけば大学4年でした(飛び過ぎ)
基本的に、プロでプレーする選手の多くは、大学1-3年生の頃にはプロのチームとある程度話が進んで、「内定」した状態になっています。
ですが私は、4年生の、もう就活をしなければいけない時期になっても、チームが決まっていませんでした。
小学生から夢見ていたプロのアイスホッケー選手になるという目標は達成することができず、甘くはなかったな。努力が足りなかったな。
と、去年の今頃は関西大学の体育会寮の真っ白な天井を見上げていました。
春にはかなり遅い就活のスタートを切り、周りが内定を取っていく中で右も左も分からないまま、「俺はプロになる」と決めて何もしてこなかった自分にとても後悔しました。
就活って、何すれば良いの?とマイナビの使い方もわからずに
「自分はなんで世間知らずなんだ。」と、スポーツだけをしてきて社会に取り残されたような感覚に陥りました。
今考えると、就活を自分なりに一生懸命にやった事はモノの見方や社会の広さを知る為にとても重要な経験になったと思っています。(まだまだ子供ですが)
しかしそんな中、「練習だけでも参加したい…」と伝えていた横浜グリッツから、練習に参加する許可の返事が帰って来ました。
チームの監督を通して詳細について打ち合わせ、その上で、
「就職活動で内定を取ってこい。」
と、横浜グリッツ側から伝えられて、夏までの期間は就活に専念する事になりました。
ご存知でない方の為に説明させて頂くと、横浜グリッツはプロのアイスホッケーチームであると同時に、デュアルキャリアというモデルを推進しており、アイスホッケーを引退した途端に路頭に迷うことのないよう、選手であるうちから、ホッケーとは別でお仕事をするという方針を掲げています。
数十の企業の説明会に参加し、アイスホッケーと仕事の両立が可能な企業を優先的にエントリーして、なんとか一つ、関東にあるIT企業の内定を取ることができました。
そんなこんなで、内定を取ってきたという本気度をチームに提示しましたが、残念ながら企業からは、アイスホッケーを辞めるか、内定を取り消すかの選択を迫られ、最終的には企業の内定を取り消し、横浜グリッツと一緒に新しく就職先を探すという形で入団が内定しました。
これが、4年生の夏頃。
そこから数ヶ月かけて、横浜グリッツが、私と私の今の就職先とを、結んでくれ、無事に企業側の内定と横浜グリッツの内定を頂いた形です。
夢を諦め、アイスホッケーから離れるという事実にいざ直面すると、こんなにも悲しいものかと一年前はとても苦しかったです。
しかし、アイスホッケーが好きで、諦めきれずに送った1本のメールをきっかけに、今はこうやって新しい舞台で挑戦することが出来ています。
このようなチャンスを与えてくれた関係者の方々や、横浜グリッツとの架け橋になってくれた関西大学の大迫監督には頭が上がりません。
スタートラインは誰よりも低い、プロ野球のドラフト育成10位どころか、それにも満たないです。
ですが、そんな本来、プロの世界に入ることが出来なかった選手が、プロの世界でどこまで成長してどこまでできるようになるのか、その過程をみなさんには是非楽しんで、応援して頂けたらと思っております。
これからの目標
ドラフト育成ラッキー枠の30位で横浜グリッツにつま先のみ滑り込みで入団した僕ですが、基本、以下一人称は僕でいきたいと思います。私だとカタすぎるので。
僕はこれまで、「プロのレベルではない」と、かなり自分のハードルを下げてきましたが、考え方を変えるとこれは保身で、自分が活躍できなくてもしょうがない。という主張の表れになってしまいます。
なので、ここからは、自分がたとえそのレベルに達していないとしても、そのレベルに達するまでの努力をするという前提で、今期や今後どんな選手になっていきたいか、目標についてさらっとお話しします。
現在、横浜グリッツはリーグ最下位です。
21-22シーズンはチーム初の公式戦勝利を記録し、トータルで2勝を挙げることができたシーズンになりました。
しかし、チームの経営や存続、応援してくれるファンの皆様の事を考えたときに、今後はより多くの白星をあげないといけない。
こればかりは紛れもない事実です。ファンがいくら優しい言葉をかけようと、惜しい試合を繰り広げようと、とにかく選手、チームに求められるのは勝利です。
そしてその勝利に大きく影響、貢献することができるポジションであるゴールテンダーとして、起用された時には、一年目のルーキーイヤーから責任感を持って戦いたいと思っています。
日本代表のユニフォームを着て、世界選手権やオリンピック予選に出場し、勝利を挙げることも僕の大きな目標の一つです。
今、アジアリーグにはとても上手なゴーリーが幅広い年齢層で沢山います。
今の時点ではどの選手にも敵いません。しかし、いつかは必ず彼らに肩を並べる、日本を代表する素晴らしいゴーリーの1人に数えて貰えるよう、努力していきます。
もし、いつか僕が日本代表に召集される日が来たら、
それは日本代表に招集され続けてる人にとってはたった一度のいつもの召集ですが、
今まで世代別代表に一度も選出された経験のない僕にとっては、とても大きな一歩です。きっと、新しいステージでの挑戦に期待を膨らませていることでしょう。
僕も、その日のために必死で努力します。なので、
その時は、皆さんも一緒に喜んで頂けたらと思います。
そして、選手としての活動と並行して、ゴーリーコーチとしても、成長していきたいと考えております。
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ジュニア世代を指導する上ででアイスホッケーの楽しさ、ゴーリーの面白さを伝え、その上で技術的な向上も目指し、10年後、20年後の日本アイスホッケー界のスター達に芽が出るよう、今私が出来ることをやっていきます。
仕事との兼ね合いもありますが、機会があれば全力で指導しますので、グリッツアカデミーの参加や各種SNSのDMでの依頼、お待ちしております。
実は僕、Twitterだけではなく、Instagram、YouTubeもやっています。
特にYouTubeは今後どこまでコンテンツを発信出来るかわかりませんが、どのSNSも継続して運用していくつもりです!
沢山の人が見てくれる事がモチベーションになりますので、ぜーんぶフォローよろしくお願いいたします🥺
(Facebookもアカウントを持っていますが、とにかくスパムアカウントの申請を拒否するのが大変で、今は友達申請を制限しています。Facebookのmessengerにて、一言メッセージを頂けましたらこちらから友達申請をさせて頂きますので、ご理解お願い致します。石田龍之進もしくはTatsunoshinIshidaで検索すれば出てきます。)
と、こんな感じでお仕事をしながらアイスホッケーの選手としても活動し、SNSにも力を入れて活動していきますので、皆様どうか応援よろしくお願い致します。
最後に
まだまだ実力的にも人間的にも1/4人前程度の私ですが、向上心だけは常に持ち続けています!
アイスホッケーはまだ日本ではマイナーな競技です。
選手一人一人が、危機感と自覚を持って行動しなければ、明るい未来は待っていません。
僕の人生や皆様の人生を豊かにする為だけではなく、今のジュニア世代やさらにその次の世代のアイスホッケープレイヤー達が、素晴らしい環境でプレーし、アイスホッケーを心から好きになってもらえるよう、私たち一人ひとりが小さな行動を積み重ねて、より良いアイスホッケー界を作り上げていけたらと思います。
とても長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
今後も各種SNSで発信続けます!!フォロー忘れずに!!!!
では、次はリンクで会いましょう!!!!!!!
ありがとうございました!!