アメリカ生活開始
ついにアメリカにやってきました。
ビザ、飛行機、お迎えも問題なく、今は激臭ホテルに滞在しています。
元気にやっているので、それだけお伝えできればと思いチームドクターの診察待ちの時間にnoteを編集してます。
本日10/6からキャンプが開始。
予定表ではフィジカルテストやミーティング、ランチと記載されていましたが、
身体のアンケート記入と診察のみで今日の日程は終わりみたいです。
時差ボケで睡眠不足だったので早く帰れるのはラッキー。
明日の氷上練習からが本番です。
これから挑戦するのは
アメリカ5部リーグ FPHL
参加するチームはColumbus River Dragons
現時点では本契約は結んでおらず、メインキャンプ終了後にクビになる可能性も十分にあります。
とはいえ、開幕ロースターに残ることが目的ではなく、
スターティングゴーリーになること一つ上のリーグにコールアップされることが目標です。
決して今のリーグを舐めているわけではありませんが、
やってやるぞ!という気持ちとこんなところで躓いてられないという自分へのプレッシャーを持つことが、
自分に良い影響があると考えています。
現金を持たずに入国しているため、ホテルの朝食をドカ食いする極貧生活を送っていますが、練習が始まればランチとディナーが支給されるのでもう少しの辛抱…(多分)
そんな不便ささえも、なんか強くなれそう。の気持ちでテキトーに乗り切っています。
アメリカのリーグはは基本的に週契約です。
1週間後も同じチームに在籍できる保証がないため特に海外から来る選手にはハードルが高く、
「海外挑戦初年度にはアメリカはお勧めしない。」
という助言もいただきましたが、
最終的には他にチームが見つからなかったためFPHL挑戦が決まりました。
北米プロリーグの中では最下層にあたるFPHLですが、Columbusのホームゲームは3000-4000人が応援に駆けつけます。
試合数は56試合+プレイオフ。
平日も試合があるため過密日程+バス移動で体力的にもかなり辛くなると思います。
日本の綺麗なホテルで美味しいご飯を食べて挑むアウェイ戦は素晴らしいですが、
オーストラリアの当日入りやアメリカの長時間バス移動から得られる経験値も計り知れないものです。
何よりも大きいのは、年間60試合以上になる試合数。
オーストラリアで29試合に出場したことでも感じましたが、成長期の選手は
レベルが低くても試合に出られるリーグを選ぶべき
です。
もちろん、高いレベルで多くの試合に出る方が、より大きな経験を積むことができますが、
アジアリーグで12試合に出場した2年間
よりも
オーストラリアで29試合に出場した5ヶ月
の方が、実際の試合においての多くの学びや気づきにつなりました。
明日が保証されない環境だからこそ、目の前のことに全力に取り組める。ここに来たからにはここで上に上がるしかありません。
ここから1週間のキャンプと、2週間後に控える開幕アウェイ戦。
盛り上がるアジアリーグと並行して、地球の裏側からも皆様に良いニュースを届けられるよう頑張ります。