手が届かないコースはあるのか?
皆さんおはようございます。
本日9月24日、グリッツはイーグルスとアウェイで対戦。
チームは昨日苫小牧入りし、約2時間の練習で最終調整しました。
試合は今日の15時フェイスオフですが、朝8時から45分間、自由参加のモーニングアイスがありました。
10人ほどの選手が、そこでスケートに乗って感覚を確認しました。
アイスホッケーはスケートに乗りながら行うスポーツなので、氷の変化など、小さな感覚の違いが大きくパフォーマンスに影響するため、
このように、朝いちどリンクに乗る選手は多いです。
そして、今回はそのフリーアイスの中でいい素材が手に入ったので、共有します。
題名の通り、
手が届かないコースはあるのか
というテーマですが、
今回は、ブロッカーサイドのシュートで確認してみました。
まずは、ブロッカーハイの、一番角のコース。
シュートを打つ前は、大きく空いて見えます。
手は届くのでしょうか。
奥のバーに当たりそうな、とてもいいコースのシュートですが、どうやら手は届くようです。
あとは手の角度を調整し、リバウンドをコーナーに弾きます。
この画像だけ見れば、ポストに当たるシュートも、カバー出来そうです。
では、ミドルショットはどうでしょう。
パックが放たれた直後、コースがいいので触らないとゴールに入ってしまいますが…
こちらも、スルーすればポスト内側に当たるとても良いシュートに見えますが、
余裕を持ってセーブできています。
こちらもコーナーに弾き、同時に上半身は次の動きに備えてパックの方向へ。
と、ここまでの画像から、基本的にどのコースにでも手が届くことは分かりましたが…
なぜ試合では失点してしまうのでしょうか?
要因としては
・シュートコースが無数にあり、プレッシャーがある状況下ではシュートの軌道を正確に把握できない。
・横にパスを振られた場合、ポジションがズレる可能性がある
・シュートが速いため反応出来ないことがある
・パックとゴーリーの間に人がいて、見えにくい場合がある
これらの理由含め、いろいろな要因が重なることで、ゴーリーは失点します。
なので、基本的にはゴーリーは全てのシュートを止めれなければなりませんが、
工夫次第では、ゴーリーを無力化してスコアに繋げることができます。
アイスホッケーでは、常に世界中のコーチがどうすれば相手より多く点数を取れるのか、研究しており、
それと同時進行で、どうやって防ぐかをゴーリーコーチが論理的に考え、ゴールテンディングも進化しております。
こうやって、アイスホッケー選手や防具の技術は進歩してきました。
そんな、非日常の素晴らしい体験ができるスポーツであるアイスホッケーを、皆さんもぜひ会場でご観戦ください!
では、本日も会場でお待ちしております!