うれしいお知らせ withネッコちゃん
Pittsburghに着いたのは11/6の午後4時ごろ
一緒に住む予定のチームメイトが迎えに来てくれ、彼の実家の一室を借りることに。
家族は暖かく迎え入れてくれ、ネッコちゃんも僕にベタベタです。
夜はGMやキャプテン達とご飯に行くことになり、GMの家にひとまず集合。
チームに迎え入れてくれたことに対する感謝を伝えたところで、
「では、タツくん…」
そうGMが話し始めると、
「あなたには今週土曜日に○○(街)に行ってもらう。」
「前から○○があなたの獲得に興味を持っていて、既に移籍は決まってる。土曜日に移動し、月曜から練習に合流してもらう。幸運を祈るよ!」
(リーグ、チーム名の詳細はチームのリリース後にお伝えします)
と、GMに出会って数分でまさかの移籍の通達。
はい?とはなったものの、もう一度舞い込んできたチャンスは僕にとっては嬉しいニュース。
「彼らはあなたがColumbusのキャンプに参加する前から興味を持っていたようで、今回タイミングよく移籍が決まったよ」
というお話でした。
まずすごいと思ったのは、アメリカのホッケー関係者のネットワーク。
日本よりも大きな国であるにもかかわらず、日本のホッケー関係者のつながりを遥かに超えるレベルで情報が共有されており、話が進むのが早い。
「土曜の朝のバスに乗ってくれ。防具は宅急便で送ろう。
手配するからもう少し待って。」
情けをかける必要が全くない見ず知らずのために、
僕の家を用意し、
飛行機の超過料金を負担してくれ、
「チームのために頑張ります!」
と伝えたところで
「移籍先決まったよ!おめでとう!」
そして今日、現所属のチームの練習後に
「土曜日だけど、俺が運転して連れてくことになったよ。(6時間)。 あなたと防具を引き離すのは良くないと思って。」
(紛失のトラブル回避の意味 別に防具と離れるの寂しいとかではないからね///)
もう意味がわからない。飛行機代は自費で出したものの、超過料金の相談をした時に
「Player Firstだからね!」
と、なんの惜しみもなく!補助してくれ、
おまけに6時間の道のりを
「俺が運転するよ」
と。
そもそも超過料金の相談をした時には既に移籍の話は進んでいたはず。
アメリカというホッケー大国の、ホッケー選手を支えるためにみんなが協力するというこの文化は、
選手にとっては本当に頭が上がりません。
今のところ、アメリカでは20分しかプレーしておらず、二度クビになり何も成し遂げられていない僕を、
みんながサポートしてくれるのは何故だろう。
真相を探るべく、僕は防具を置いてアマゾンの奥地に
向かいません。
すみません。こちらは夜なので少し調子に乗ってしまいました。
(英語で読んでる方へ これはジャパニーズヲタクジョークです)
とにかく、本当に僕には理解できないくらいみんなが助けてくれて、
Columbus→Mississippi→Pittsburgh→新たな移籍先
というとてつもない距離を移動する中でも、
なんとかここまでやってこれました。
無名のホッケー選手のためにみんながサポートしてくれる、そんな素晴らしい文化に出会えたことに心から感謝しているし、
日本、アメリカ、オーストラリア
全ての国から僕のことを応援してくれている人たちの気持ちを背負って、今度こそチャンスを活かせるよう頑張ってきます。
正式にリリースがされ次第、また新天地についてのご報告をさせていただきます。
これからも応援のほどよろしくお願いいたします。