怒られ叱られガックリしている人へ
人間は学ばなければ何かを知ることはできない。
人間は欲で生きているから、欲を満たせない相手が前に現れると面白くない。
コラッ!ガミガミ!
と鬼のような形相で怒られるとションボリしたり
こっちのせいかよ!とカーっとなってみたり。
こんなこと言ってくる奴なんて知らん!と知らんぷりしたり。
成人より上のお兄さんお姉さん方はわかる人が多いのではないでしょうか。
でも実際のところ、自分の行動に非があったのは事実だと考えると
相手がガミガミ言っているポイントは自分の弱点なんだと分かります。
お前の弱点はここなんだぞ!今改善しなければ、後でとんでもなく痛い目見るんだぞ!
と言っているように聞こえませんか?
自分の弱点をガツンと突いて相手を黙らせる、弱肉強食の世界においてもよほど優しいと思えるのではないでしょうか。
受験生であったら、受験の一年前に過去問を解いて、
「全然解けない…😱」
となるより、
試験会場で
「全然解けない…😱😱😱😱」
となる方がひどいでしょう。
長い目で見れば、弱点を早めに知らせてくれた人の方が
ヒドイ結果が出る前に教えてくれるので、圧倒的に優しいのです。
「憎くては 叩かぬものぞ 笹の雪」
雪の重みでグッタリしている笹。
かわいそうだと、バシバシ叩いて雪を落としてあげているのです。
でも他人から見ると憎くて笹を叩いているように見えてしまいますね。
しかし、相手は憎くてあなたを叩いているわけではないのです。
怒られたら
「ハイ。全力で改善します」(ありがとう)
と行動を改めれば、
自分には得しかないし、相手にも得しかないわけです
これを「自利利他」とも言いますね。
何事も、心がけが大事なのだと思う、夏の夕立の頃。