京セラ Lynx 70 こんにちは さようなら
「個人売買ならよくある話、そして販売店保証についてはよく調べましょう」
中古コンパクトカメラは
・RICOH GR-1系
・富士フイルム ナチュラクラシカ、クラッセ
・CONTAX T2、T3
・京セラ T PROOF
・ミノルタ TC-1
・コニカ ビッグミニ(爆弾搭載)
・ニコン 35Ti
なんて数万～10万オーバーというライカ(ライツミノルタ)CL、ミノルタCLE、ライカM5が買えてしまう値段のものもありますが、まぁよく皆さん修理もできない電子シャッターのコンパクトカメラにそんなお金を出せるものです。
そんな勇気のないワタクシは、ちまちまと市場にゴロゴロ転がっているペンタックスESPIO、オリンパスμとかのズーム機を探していました。
そんな中、シュッとしたデザインが魅力的だったので、京セラのLYNX70という2倍ズーム機を購入。
レンズはCONTAXでもツァイスでもないYASHICA Lens 35-70mm f:4.5-8.3(7群8枚)の大層暗いレンズ。フラッシュ無しでの撮影が当たり前のデジタルから考えるとISO400でもなお感度が足りないこの絶妙な暗さ。最近は800や1600のモノクロフィルムなんてないから最後はDELTA3200入れてました。
シャッタースピードは1/300～2(sec)と絶妙に粘らない。というかISO400で屋内だとほぼブラケットになってしまう。
ファインダーは時々本気で見失います。
こんなカメラが発売当初は定価43,000円もしたんですか。きっとヨドバシとかで29,800円とかで売られてたんでしょうね。1994年発売。ワタクシがCANON POWERSHOTの80万画素機を購入したのが2000年ですから、ひょっとしたらデジタルと併売されてた時期もあるでしょうが、そりゃぁ駆逐されちゃうよなぁ。
2.5本bんなんどか持ち出しました。そして何度目かの持ち出しになる24日目にモーターがお逝きになりました。フィルム2.5本分の寿命
すみません。モノクロしか撮っていません。
しかし、まぁ描写についてはオソマツの一言で、自分の腕を割り引いてもフィルムの欠点しか引き出さないカメラでした。
2000円。いいお勉強になりました。
ちなみにこの価格帯だとお店で買っても保証の対象外になることが大半なので覚悟して買わなくっちゃ、という話でした。