Leica Summitar 50mm F2
ライカ ズミタール(ズミター) 50mm F2を購入。
シリアルから推測される製造は1950年。
71年前のレンズです。
1938年〜1952年の15年間で172,390本も作られたレンズは、ズマールと現在も名前の残るズミクロンという50mm F2レンズの名品に挟まれる形で、第二次世界大戦〜朝鮮戦争の頃に作られたレンズということになります。
前期型と後期型に大きく分かれ、後期型はレンズがコーティングされ、円形絞りを採用しています。
僕のレンズは後期型ですね。
-共通仕様 50mm 画角45度 4群7枚 最短撮影距離1m L39マウント 重量240g フィルター径Φ36.5(特殊アダプター必要)
-前期型(1938~1945) レンズコートあり 絞り羽根10枚 円形絞り
-後期型(1946~1952) レンズコートなし 絞り羽根6枚 六角絞り
沈胴式で、裸で見ると収納時はかなり後ろに飛び出します。
引き出して横に回すと鏡胴は固定されます。
L39マウントはアダプターが薄いのですが、念のためピントを最短にして、収納すればα7Rではセンサーに当たりません。
マウントアダプターの薄さもあるけどかなりコンパクトで軽い。
そしてかっこいい。あつらえたようなフィット感です。
これはつけっぱなしになりそうな予感しかありません。
作例を撮ってきました