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乾たつみのコスプレコラム #8

ウィッグの進化

こんにちは、乾たつみです。

ウィッグがコスプレの必須アイテムになったのは、20年ちょっと前からですが、それまでは地毛で楽しんだり、気合いの入った方はカラーヘアスプレーで染めていました。

老舗のウィッグ屋さんは30年ほど昔からありましたが、当時は1本10,000円~20,000円前後と結構高価で気軽に素人がカットやセット出来る代物ではありませんでした。

しかも、その頃のウィッグはカネカロンやトヨカロンと言った合成繊維で作られていて、非耐熱でカラーバリエーションも今ほど豊富では無く、ロングウィッグなど1回使うとあっと言う間にからんでしまって、次に使う際のメンテナスがとても大変でした。
風のキツイ日なんて、イベント会場で絡まってしまい、にっちもさっちもいかないコスプレイヤーが多々居ました。

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※ちなみにロングウィッグは毛先の方からブラッシングして、毛先の絡みが取れたら、すく位置を上げて、最終的に頭頂部分からすくようにしましょう。いきなり頭頂部からすくと繊維が絡まって、余計にすけなくなります。

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ブラシもプラスチック製でなく金属製のを使用すると静電気が押えられて綺麗に仕上がります。

絡まずサラサラでしかも耐熱性でカットやセットがしやすく、カラーバリエーションが豊富なウィッグは、10年ちょっと前からようやく現れた物です。
今のウィッグしか知らない世代にとって、昔のウィッグの仕様は信じられないスペックでしょう。

現在、有名なウィッグ屋さんでも数十社あり、初めての方はどこのウィッグ屋さんで買えば分からないか悩む事でしょう。
乾的にお勧めなのは「エアリー」のウィッグ。絡み難い髪質とセットのしやすいフカシの入り具合で、初心者にも扱いやすいウィッグですよ。

次回はカラコンについてのお話です。

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