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乾たつみのコスプレコラム #19

-コスプレステージ-

こんにちは、乾たつみです。

以前、日本のコスプレは主に「写真」活動と言いましたが、他にもコスプレダンパやパレードなど楽しみ方は多く存在しています。
その中で、私がお勧めなのが「動くコスプレ」であるコスプレステージ。

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写真が「静」のコスプレ文化なら、コスプレステージは「動」のコスプレ文化になります。
日本のキャラコスの起源もSF大会の「コスチュームショー」だったので、ある意味原点回帰的な楽しみ方と言えるでしょう。
写真文化全盛の時には、不特定多数の人に「コスプレ」を見られることを良しとしない風潮がありましたが、最近ではかなりオープンになりつつある空気が増してきました。
その中で、私がアメリカのAnimeExpoで観た「マスカレード大会」(コスプレの寸劇やコメディ、ダンス、ランウェイなどのパフォーマンス)に感銘を受け、日本のコスプレイヤーにも楽しんで貰えるコスプレステージとして、コスプレとファッションショーをミックスさせた「Cure Cosplay Collection」を2009年の「CureFes vol.1」にて初めて開催しました。

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第1回のステージは観客もゼロ。それでも第2回からは動画で「Cure Cosplay Collection」を観た方からの反響もありランウェイ参加者も観客も飛躍的に増加しました。
定期的に繰り返していく中で、次第にステージに興味を持ってくれるコスプレイヤーが増えてきて、今では毎年、東京ゲームショウにて200名を越すコスプレイヤーが1000名以上の観客の前でコスプレパフォーマンスステージを開催するまで至りました。
その輪はアジアや南米にも広がり、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、チリ、コロンビアなどでも、日本と同じスタイルのコスプレファッションショーステージが開催さています。
また「Cure Cosplay Collection」以外にも多くのイベントでコスプレステージが催される様になり「動くコスプレ」もコスプレの楽しみの一つになってきたようです。

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