クリニックで気をつけてる事
コーチはお腹減りました
疲れたので休憩しよう
眠いね
休んどこう
もう止めようか
シュートクリニックではこんな言葉を投げかけます。
その理由は、子供達の欲求に寄り添う事が目的です。
レッスンを真面目に受ける。
ちゃんと話を聞く。
言われた事をしっかりやる。
それは子供達も分かってるけど、個々に湧いてくる感情は否定できないし隠せない。
だから一見偉そうにみえるコーチがその欲求を肯定しておきます。
子供達の不安を先に担保しておいてあげます。
そこから何が見えるのか?それが大事なポイントなんですが。。。
まずは子供達の正直さが見えてきます。
これは言葉をかける時に助かります。
そして誰かと比較して優劣をつける思考が薄れます。
これは集中力がアップし夢中になれます。
更にクリニック中は質問をするようにしてます。
特に頑張ってるんだけど上手くいかない子供に対して
よ~く動向をみながら、苦しい中でもちょっと上手く行った時に
「ん?今の良い感じだね」
「苦しそうだけどちょっと上手く行ったね」
「どんな風に考えたの?」て具合に聞いてみます
すると子供から
「腕をまっすぐしてみた」とか「指を意識した」とか言いにくそうに、でも応えてくれます。
その応えに対して「それで良い!」
「それがあなたの答えだし、それを意識したから上手く行ったんだね」
と応えます。
教えるより、質問して考えてもらう方がハッとする瞬間も来るし伸びるんです。
今は今の答えで良いと思います。
後は成長と共にその質を上げて行けばいいだけだから。
「教えない」「夢中にさせる」「ハッとさせる」
はじめの一歩、シュートクリニックには、こんな事に気をつけながら進めてます。
このベースは変わりませんが、その日あったチームや選手達の様子を見ながら、声のかけ方や表現は変えて行きます。