恩塚JAPAN 日本代表女子バスケット
以前の投稿でも使った言葉だけど
日本代表女子のバスケットチームは「異次元」空間を体験中だと思う
少なくとも選考会を通じて関わった人達はそれを実感していると思う
これまでの代表活動とは違う事を。
選手選考も、単純に上手い下手、単純に経験値などで当落がきまるのではなく、目標に対する戦略が立てられていて、その為にどんな選手をどのような組み合わせでチームを作るのかを前提として選考されてる。
そんな事を肌で感じてるんじゃないかと思う。
正直、私も外野なので、あくまでも仮説でしかないけど、恩塚氏のバスケットボールはそんなもんだと思ってる。
試合は勝ちに行くんではなく、勝つ事を確信して臨んでると思う。
だから勝つ。
しかも、それを選手にもイメージさせるコーチングもあったと思うし
そこが彼の凄いところでもあると思う。
それを私なりに分析すると。。。
真面目で責任感が強く人に迷惑をかけてはいけない。
そんな思考で育てられながらトップにまで登りつめてきたであろう日本の女子界の選手達。
その彼女達が一番恐れるのはミス=迷惑をかけたくない思考。
ただ世界一を目指すには、格上と戦うわけだからミスをするのが前提になる。従ってそこを受け入れて初めて臨んで行ける。
しかし一旦身に付いた思考はなかなか変えられない。
西田か察するに、そんな思考の選手たちを安心してコートに立たせる為に、負けた時の責任、ミスをした時の責任を一切受け入れる。
そんな覚悟を恩塚氏は選手に示したんだろうと思う。
言動だけじゃなく行動で。
だから今回の大会では、スリーはもとより、ペイントアタックとレイアップがとにかくアグレッシブで、ブロックされてもネガティブな空気感になる事がなかった。
逆にブロックされた事も受け入れ、それをやり抜く事が勝利への道だと確信をもってチョイスしているようにも見えた。
あくまでも西田の推測だけど
愚痴や言い訳をせず、ただひたすら世界一になる為にどうしたらいいのかを考え学び行動してきた恩塚氏だからこそ、選手もそのパッションを感じ、それが信頼関係構築にも繋がったんだと思う。
そしてその結果が、日本の女子バスケット界がこれまで見た事もない景色を見る事になったんだと思う。
それが「異次元」と捉えられる世界観だとも感じる。
トムさんが残してくれた銀メダル
それと当時に世界からマークされるようになった日本。
それを前提に金を目指すには恩塚氏のようなビジョンをもったコーチでじゃなければ継承できなかったと思う。
世界的ビジョンを持ち、勝つ為に準備をし、選手を尊重できるコーチ。
もしかしたら、今彼には、他国のナショナルチームやプロチームからのオファーがあるんじゃないかな?