シュートクリニックプログラムの説明
我々指導者は選手に対して、どうしても教えた事をやってもらいたい、と考える思考が強い
しかしどうだろう?教えた事を忠実にやってくれる選手が育つ確率の方が低いんじゃないだろうか?
もしその確率を上げるとしたら、まずは指導者が「選手を知る」事を先にするとあがるのではなかろうか?
そしてその確率をさらに上げる為に「考える力」を身に付ける指導を心掛けた方が良いと思う
特に日本は、気質上、教えられたことをちゃんとやらなきゃいけない!なんて思考がベースにあるので、教えられてる事が、その時点で、選手のキャパを超えていると、それが選手にも指導者にも「出来ない」ストレスにかわり悪循環も生まれます
昨今、日本のスポーツ界も変わりつつあります。
お国の為!と自己犠牲を前面に出すのではなく、まずは心から競技する事を楽しむ、そんな思考の選手も増え、世界大会で結果も残してくれるようになりました
特にバスケット界では、女子代表の恩塚コーチが「わくわく思考の必要性」を強調し、これまでの必死なチーム作りから、勝負を楽しめる思考からの強化を目指してくれいて、ゲームを見てる側にも、何かが飛び出してきそうな「わくわく感」が伝わってきたりします
しかし日本の指導現場の現状はお国柄ではありますが、真面目さが故に、そして答えをひとつにしてしまう教育思考が「わくわく思考」を育み強化に向かうプログラムをなかなか作れない現状でもあります
子供達が楽しいものはレクレーション的なもので強くはなれない!
強くする為には厳しくしないといけない!
そして厳しい練習に向かって行かなくてはいけない!
というような思考、よく聞きますよね!確かにその通りです
しかし、それを大人が子供に強いるのか、それとも子供が自発的にそう思い行動するのかで大きく違ってきますね
またスポーツは将棋やチェスのように体力やスタミナだけではなく、頭も使います、駆け引きも必要です
従って強化は
選手が自発的に考えるようにする事
選手が自発的にトレーニングする思考になる事
そんな指導からスタートする方が自然だと思います
という事で、現在、シュートクリニックを通して、そのような指導の紹介をしています。
教えない、夢中にさせる、ハッとさせる
その事で、選手が自発的に考え、自発的にトレーニングする為のサポートプログラムです
難しいですがチャレンジ中です
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