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熱心な東大阪市ミニバス協会の皆様

2023年11月19日
この時期、東大阪市主催のミニバスケットボール大会が行われています
オータムカップというそうで、30年ほどの歴史がある大会だそうです
今回は、その合間で担当させていただいたクリニックについてのお話です

事の始まりは、2022年冬、9年間務めた母校でもある大阪商業大学バスケットボール部のアシスタントコーチを辞め、同じ東大阪で創業したShooting Garageと私の指導方法を認知してもらう活動として、フリーのシュートクリニックを開催した事で、東大阪市ミニバス協会の先生方と出会った事がきっかけでした

当初担当の大栢(オガヤ)先生からお話をいただいた時は、状況が良く理解できず戸惑いもありましたが、東大阪のミニバスの歴史や現状などをお聞きするうちにご依頼いただいた理由も理解できるようになりました

東大阪市のミニバスには、1小1チーム(1つの学校で1つのチームを作る事)がルールとなっている為、少子化で廃部に追い込まれてるところもあるし、クラブチームの参画も難しいという状況を聞きました

確かにこれだけ聞くと時代遅れのネガティブなイメージもありますが、元々東大阪のミニバスが盛んになった理由は、今の学童保育のような場所として放課後バスケットを通して健全な子供の育成を目指そう!と立ちあがった先生方がいらっしゃったからだそうです

そして今回、声をかけていただいた大栢先生もそのような環境で育たれ、更に他の指導者や先生にもそのような方が多いそうで、東大阪の方々から「より良い環境を作りたい」
そんな思いが強く感じられる理由はそこから生れてる事を知りました

歴史。。。聞いてみるもんですね

そんな大栢先生からのご依頼の内容は
指導者も怒りたくはないんだけど、一生懸命に指導をするあまり、気持ちが優先してつい声を荒げてしまう事もある
そこで西田の怒らない、褒めて伸ばす指導のレクチャーを受けてみたいという事でした

当初の戸惑いは、このような依頼を受ける事が初めてだったからです
一般的には選手を対象としたクリニックが多く、指導者の方は傍で見る形式となります
しかし今回は指導者が体験するクリニック、なかなか無い形です
指導者の方々が身を持って体験されるバスケットボール協会の体質には、皆さんの学ぶ意識の高さと、変わらなきゃ!という想いの強さも感じさせられました

またこのクリニックが行われる少し前に、大栢先生と同じく東大阪のバスケット環境で育たれた高谷先生が国際交流部を発足され、ミニバスに携わる子供達がより多様な環境で学べるような環境創りを目指してご尽力される事にもなりました

東大阪のミニバス環境は、技術部の小栢先生や国際交流部の高谷先生を中心に想いが強い指導者の方々でこれからも盛り上っていくと思います
私も東大阪在住の一人として、可能な限りその想いに賛同し出来る限りの支援を進めて行きたいと思っています

人の想いは人の心を動かしますね。。。
皆さんとの出会いで、また勉強させられました
ありがとうございます
そして引き続きよろしくお願い致します

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