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教える前に。。。考える力を身に付ける

バスケット界でもシュートフォームに拘りをもって指導されるコーチは増えました。
昭和の時代に比べると随分環境が良くなりました。
それにSNSの進化もあって、日本に居ながらNBAなどで活躍する選手やコーチの指導動画も見れるようにもなり、学び向上したいと思う人にとっては最高じゃないでしょうか?
表紙はゴールデンステイトウォリアーズのスティーブカーヘッドコーチ、元シカゴブルズのシューターです。
次の二枚は同じくゴールデンステイトウォリアーズのスプラッシュブラザーズ(ゴールのネットを水が飛び散るように揺らす意味)、クレイトンプソン選手とステファンカリー選手

ゴールデンステイトウォリアーズ、スプラッシュブラザースのクレイトンプソン選手
ゴールデンステイトウォリアーズ、スプラッシュブラザースのステファンカリー選手

と、ここで今日のポイントですが、NBAの選手の中にも色んなシュートフォームを持ってる人がいて、その人達が、それぞれに自分のシュートフォームやそれに対する拘りや練習方法を伝授してくれる。
これを我々がどう受け止めるのか!というところに注目したいですね。

確かに、コーチの我々より、我々が指導する目の前の選手達より結果を残してる選手やコーチでしょう。
だから彼らの話をそのまま鵜呑みにしてコピー指導するか?って事ですね。

もちろんスタートし易いし、結果も分かりやすいのでそれでも良いでしょう!

しかし、そのまま教えてしまうと生まれてくる「思考」は、そのフォームが出来る、出来ないとなり、自分を見失い方向に向かいます。
出来る選手はまだいいでしょうけど、出来ない選手は、出来ない自分のレッテルを張る事になり、なかなか新しいことにチャレンジできない思考を身に付けたりします。

仮に同じ事を指導したとします。NBA選手やコーチのコピー指導をしたとします。
そこで大切なのが「考える力」を身に付けさせながら練習をするという事です。
例えば
「あなたはどう思うか?」「自分にしっくりくるか?」「上手くなるようにかんじるか?」など
更に入るような選手が出てくると「こんな状況でも決められるか?」「相手と対峙していけそうか?」など
実際、答えはなんでもいいんです!自分で納得させる事が大切なんです。

手法、方法を身に付ける前に、それを判断できる力を身に付ける事が、強者との試合やタフな社会にも役立つ事になりますね。

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