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手をあげる小学生

2007年だったかな?シアトルの小学校の授業を見学させてもらいました。
算数の時間、クラスには20名位の子供達がいました。
その授業中先生が質問しました。
するとビックリ、子供達全員が手を上げました。
なかなか日本では見られない光景です。
https://www.youtube.com/watch?v=K_-yDsmTRp8&t=3s

そして指名された子の答えは。。。不正解
しかし先生は間違いとは言わず、おしい!よく考えたね!なんて言葉をかけます。
私の頭の中は、???。。いや間違ってるし。
間違ってるって教えてあげないと。。。なんて思いながら、状況を飲み込めずにいました。

日本だったら、正解を知ってても手を上げない事が多いよね!
間違ったらどうしよう?なんて考えて(笑)

楽しそうにバスケットをするアメリカ
苦しそうにバスケットをする日本
その違いを学びに行った私にとってこれは、学びを深める大きなきっかけになりました。

のちに気づいたんですが
一つの正解を求めようとする授業
興味や好奇心を伸ばす授業
目的が違えば評価や声のかけ方も違ってくるってこと

そっか!
アメリカのバスケット選手が、タフなのに楽しそうにプレーするのは
大好きが高じて探究心から極める世界に入って行くからだという事に気づかされました。

脳科学の学びをベースに、日米の教育の違いを学びだした事は、私の思考や指導方法を整理していくのに非常に役立ちました。

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