CS SFvs横浜BC 河村のスタメン復帰
GAME1を制したキングスはGAME2もいつもメンバーで横浜BC戦に挑む。対する横浜BCはコンディションが問題視されていた河村くんがスタメンに復帰。前日のパフォーマンスではキングスに混乱を与えることが出来なかったが果たして・・・・
今日も張り切って書いていきます!
■伏兵!小野寺祥太
11分07秒 11得点 3PTS 3/4(75.0%)
ディフェンスに定評のある小野寺こと小野DがGAME2はディフェンスだけではなくオフェンスでも躍動。
3本の3ポイントを含む11得点でチームのピンチを救った。
前半の3本の3ポイントはすべて成功。レギュラーシーズンの得点は平均2.7得点の小野Dは優先的に守るべき選手にはなりにくいので今村のドライブに対応した横浜BCのディフェンスの穴を狙って3ポイントを決め切ったのはめちゃくちゃ大きかった。
逆転につながった3Qのクーリーブロック➡速攻➡小野寺が逆サイドの牧へスキップパス。急所を突く牧へのパスの判断も最高に良かった。
河村くんに対してもハードに対応。
速攻行かれるところをハードファウルで止めた所は「危ないシーン」だったかもしれないけど、コートに立つことを決めた以上、闘う戦士であるべきでそういう意味では遠慮せずに激しく行って、「簡単にやらせるわけねーだろ」ってメッセージを感じるココロ、たぎるファウルだった。
伏兵と言ってちょっと失礼だけど普段の得点から4倍クラスの得点をしたので今日だけは伏兵と呼ばせておくれ。
素晴らしいディフェンスに効率的なオフェンスで最高に良かったよ!
■ダンカンありがとう!
MVPはダーラムだったけど個人的にはダンカンも素晴らしい活躍をしたと思う。
●2Q~3Qの停滞していた時間の安定の得点力
●河村くんのスイッチの対応
はゲームに大きな影響を与えた。
バスケットLIVEの解説川村卓也氏がダンカンタイムと言っていた時間はダンカンを止める方法はなかったし、苦しい時にはポストプレーで繋いでくれるのはめちゃくちゃデカい。
ポストプレーで点取れると勝負に勝った感がめっちゃ強いし、対してディフェンスは負けた感がめっちゃ強い。
ラグビーのスクラムで押し負けた感じで明らかに負けた感じがするからダメージがデカいんよね。
あとは河村君へのディフェンスはたしか3回機会があったけど全部ダンカンの勝利。河村君のコンディションが良くなかったから本調子のキレではなかったかもしれないけどスピードのミスマッチにフットワークで対応できたのはめちゃくちゃ大きい。
横浜のエースをブロックしたから意味合いがデカすぎる。
攻守にわたって大きな味を持つ活躍をしたダンカンが影のMVPだと思う。
■最高のタイミングでのフリッピンの覚醒
フリッピンが覚醒している。
河村君へのディフェンスは一番ハマっていたし、オフェンスでも迷いなくプレーできている。
GAME2は4得点だったけどアタックする姿勢が素晴らしく、3ポイントうつギャップがあるなら爆発的な脚力でアタックしゴール下まで進入するし、ヘルプが寄ってきたらビッグマンにディッシュパスでアシストに繋げるのも武器になってきた。
ディフェンスは相変わらず驚異的な瞬発力で横浜のエース河村を困らせていた。全体的によかったけど個人的に一番驚いたのが、2Qの横浜ラストポゼッションで河村くんへのエントリー(攻撃を始める)パスをスティールした所はマジでビビった。
多分全員ビビった。普通あれは取れません。河村くんもカットされるリスクを下げる動きをちゃんとした上でフリッピンの身体能力が全員の想像を上回ったシーンだった。
オフェンスでもディフェンスでも持ち前の脚力と爆発力でチームに活力を与えてるフリッピンの状態は最高にいい!
素晴らしいタイミングでフリッピンが覚醒してしまった。
前回と天皇杯での対決ではフリッピンはそんなにプレータイムが無かったからスカウティングは甘くなっているはず。
決勝はやはりフリッピンがXファクターになるかもしれない。
■横浜BCはオリバーと大庭
横浜BCは河村くんのスタメン復帰もあってキングスに対抗してきたけどそれ以上にオリバーと大庭のステップアップが大きかった。
オリバーはG1では6得点だったけどG2では18得点と奮闘。シューターの大庭も11得点2アシストといい活躍を見せた。
個人的は大庭の活躍が素晴らしかったと思う。
2Qだったかな?右コーナーで3ポイント打つと思ったらインサイドにダイブしたアウダにピンポイントパス。
「ぇぇぇ・・・引力の強いシューターにこんなンされたらキツイんすけど・・・」とおもた。
ちなみにピュアシューターって説明されていたけど、ピュアシューターよりもっと走れるランニングシューターに近いと思う。パスのヴィジョンも良かったから広島の辻に近いタイプだった。
昨シーズンまではピュアシューターだったと思うよ。ボールを受けてシュートするだけだったけど、CSではステップアップして金丸、細田、辻の様な走ってボールをもらえる良いシューターになっていた。
チェイスディフェンダーが多いキングス相手に11得点は素晴らしい活躍。来季もさらなる活躍が期待できるパフォーマンスだった。
※キングス戦以外で活躍してください。
■負けない強さ
正直3Qまで結構危なかった。キングスが牧の3ポイントで逆転した後も横浜BCは折れなかったし、ちょっと押し返されたシーンもあった。
でもね、キングスは負けないんだよ。
これが今季のキングスの特徴。勢いでどうにかされるわけでもなくドッシリ構えて、本質の部分がぶれない。
40分経った後に1点リードしていれば勝ちってのを理解してるから4Qのブーストが半端ない。
4Qのキングスは日本で一番強いよ。
幸運にも週末にそれを証明するチャンスがある。横浜の地で。
■圧倒的アンダードッグが心地いいまである
いざ決勝の地へ!
決勝は島根をやぶった好調A東京をブロウアウトでスイープした千葉ジェッツと対戦することが決まった。
歴代最高勝率 53勝7敗 88.3% 今季絶対王者の千葉ジェッツ。
日本中が注目する河村勇樹率いる横浜BCを倒し、圧倒的優勝候補千葉ジェッツと対戦。
毎年の事ですけど西地区さんの決勝は望まれてませんねぇ(暗黒微笑)
日本中のメディアさん達には悪いけど、
まじポンでこんな気持ちです。セミみんみんファイナルでもそうだったけど決勝前はひとしおね。
千葉には今季1勝2敗。最後は勝って終わってるし昨シーズンの決勝みたいにガチガチスタートにはならないよ。
チームのコンディションは最高!終盤戦からは笑顔も増えて雰囲気も最高!
ダーラムのヤキニクパワーでさらにパワーをつけていざ決戦の地、横浜へ!
「富樫ぇ・・・その鼻っ柱・・・折ってやるよ!?」
■まとめ
怪我人が居ないことがこんなに嬉しいとは(´;ω;`)ウゥゥ
決勝に挑むうえで今シーズンもこれが言えて嬉しいです!
「中立地とは?」
たつまる
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