新プロジェクト『TesLa(テスラ)』プロダクションノートvol.2
「テスラって何?」
前回のコラムでは、このライブ企画が生まれるまでを、書かせていただきました。⇒(TesLaプロダクションノートVol.1)
ではなぜ、タイトルが『 TesLa(テスラ) 』になったのか?
まずテスラは、ビジュアルにも載っているこの人から来ています。
稀代の発明家、ニコラ・テスラです。
テスラは天才的な発明家でした。
電気の祖であり発明王と言われるエジソンをご存知の方は多いと思います。小学校で伝記を読まされる代表的な偉人の1人と言えます。
若き頃のテスラは、電気を発明したエジソンの元にある画期的な発見を持ち込みます。
エジソンが発見したのは「直流発電」で、一方向に向けてサークルを描く電流でした。これも画期的な発見ですが、たくさんの人たちが使用するには、膨大なエネルギーや設備が必要でした。
しかし、テスラは「交流発電」と言われる「双方向からサークルをぐるぐると描く電流」を発見するのです。
エジソンにそれを持っていったとき「出来るわけがない」と一蹴されますが、テスラは交流発電を確立。嬉々としてエジソンにそれを伝えます。
ですが、そこに待っていたのは「エジソンからの否定」でした。
テスラの発見は、エジソンの偉業を塗りつぶす可能性があった為、様々な手段でテスラの発見は否定されてしまいます。
現在、私たちが毎日使っている電流は、テスラの発見した「交流」によって成り立っています。
つまり、テスラこそが今の電流の祖と言えるのです。
世界の歴史としては、電気の祖はエジソンです。
歴史に名を残すには、テスラはほんの少しだけ不器用だったのかもしれません。
テスラの研究は、電気から電磁波へと移り、彼の発明は現在の「インターネット」や「Wi-Fi」の元になったとも言われています。
「これは科学か狂信か?」
という言葉は、まるでテスラのためにあるかのようです。
数々の発明をしながら歴史の波に飲まれた、その天才的なクリエイティブに触発され、
「テスラの様に、探求し続けるクリエイティブを持ち続けていきたい」
という思いを込めて、テーマを「ニコラ・テスラ」に設定。
タイトルも『TesLa【テスラ】』としました。
果たしてマジシャン2人がテスラをテーマに、どんなパフォーマンスをするのか?
物語は、次回へと続きます。
※次回配信は4月5日を予定しています。
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◇◇ニコラ・テスラをもっと知りたい方はこちら⇒
Netflix(テスラ-電気の魔術師-)◇◇