今日のアート(おまつり)
美術検定に向けて細々と勉強中。
日本では2000年代以降、主に地方などで開催されるアートの展覧会がたくさんあります。
私が名前だけでも知っていたのが「瀬戸内国際美術展」「六甲ミーツアート」とか。
基本的にはその地域の再活性化や過疎化した地方の活性化、地域振興が目的として付与されている感じです。その街のアイデンティティにもなりますしね。もちろん、若手の現代アーティストの育成・布教が表向きでしょうが。
今はコロナで開催中止が相次いでいますが、どこかでゆっくり時間を作ってまわってみたい。きっと、その場にいて初めてわかる感覚があるんだろうなぁ。
美術検定の過去問にも出てきたのでここいらでまとめようと思います。
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「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」
https://www.echigo-tsumari.jp/
場所は新潟、2000年から3年に1度開催
「瀬戸内国際芸術祭」
https://setouchi-artfest.jp/
2010年から3年に1度
春 夏 秋に行われる
「水と土の芸術祭」
https://2020.mizutsuchi.com/
2009年から3年に1度 夏に行われる
場所は新潟
「さいたまトリエンナーレ」
2016年に第一回、2020年は中止に
「札幌国際芸術祭」
https://siaf.jp/
2014年から 3年に1度
「あいちトリエンナーレ」
https://aichitriennale.jp/
2010年から 3年に1度
全部3年に1度ですね、、
"トリエンナーレ"とは3年に1度という意味なのでしょう。
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因みに、他にもヨーロッパでは以下のようなアートプロジェクトがあります。
「ドクメンタ」
場所はドイツのカッセル
1955年から4-5年に1度
6-9月にかけて100日に渡って行われるので100日祭とも。
「ヴェネツィア・ビエンナーレ」
2年に1度
1895年から。
なんと19世紀からあるんですねー、すごい。
「ミュンスター・スカルプチャー・プロジェクト」
場所はドイツのミュンスター。
10年に1度(!)
イベントの中で展示作品に物議が醸されることがあるようですが、アートとは昔からそういうものだと思ってます。
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こういうプロジェクトは、アートそのものがこの世から無くならないように、あとに繋げてくれていると感じて応援せざるを得ない。
日本のアート市場が栄えているとはとても言えず、アーティストの方々は決して楽な状況じゃないと思う。それでも、これまで脈々と続いてきた"誰かの心を豊かにしてきたもの"が途切れないよう祈る。
プロジェクトを通して美術館とは違った開放的な空間から気軽にアートに触れることができるよう、
少しでもアートに目を向ける人が増えるよう、応援したい。