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こんな夢を見た・20241223

こんな夢を見た。
古い昭和20〜30年代。
中年(40代後半〜50代)の女性が10歳にもならない女の子と一緒にいるが、ふたりとも外界から隔離されているような生活をしている。
中年女性と女の子は血縁関係ではない。
でも、その女の子を守るために女性はかつて人を殺したことがあるようだった。
古い大きな家の屋根裏のようなところにふたりはいた。
ある時その家の女主人が、ふたりを保護してくれる人がいる、と告げる。
その人は男性で中年女性の知り合い。その男性の父親を女性は殺した…ことになっているが、果たして本当に女性が殺したのか定かではない。
その男性がまだ学生だった頃、家に帰って来ると、胸から血を流している父親を見つける。
その時、その家の別の部屋で、女性が小さな子どもを抱き抱え蹲っていた。
女性と女の子は数年ぶりに家の外に出る。
家は本当に大きく、別にふたりがいても構わないが、「保護すること」の限界なのだと女主人が言う。
その点、新たな保護者は社会的にも力があるから大丈夫だと言う。
女の子は何故か嫌な予感がしていた。
この先の自分たちの人生には光がないような気がしていた。
そして、再び屋根裏部屋に戻ろうとする。
中年女性は迎えを待つ。
場面がいきなり変わる。
自分は雑誌か何かの記事で、その中年女性のことを読んでいる。
名前が匿名になっているが「あの人のことだ」と思いつく。
不思議とその中年女性の顔は一度も見ていない。
他の人たちの顔は見えていた。
記事を読み進めると、結局、その女性も女の子も新たな保護先の家から出ることもなく一生を終えることを知る。
新たな保護者である男性は、政治や経済において大きな功績を残した人物だが、結局死ぬまでの間に2回だけ、女性に面会したことが書いてあった。
そして、男性の父親を殺したのは彼女ではないこともそこに書いてあった。
その中年女性のことをもっと調べたいと思った。
名前がないが通称があったはず…と思い出そうとして目が覚めた。