20240719
S先生のこと・その2
高校の時の日本史の先生だったS先生。
全校生徒で除草作業をする時、担任に代わり監督についたことがあった。
2年に上がった際、校長・教頭が同時に変わるというなかなかな事態になった。
この教頭というのがちょっと変わっていた。
細かいというか…細かいところしか突かないというか。とにかく面倒だった。
全部のトイレのトイレットペーパーを三角に折って歩いたり(もちろん女子トイレも)、更衣室がないため体育の時間前にトイレで着替えをしてスリップをトイレに置いていたら全部それを職員室に持って行き、自分の机に山積みしては「ふしだらだ」とか言ってみたり、とにかく昭和の時代でも訴えられるレベルの先生だった(2年で飛ばされた)。
当然、除草作業も奇妙にうるさく突いてくる。
それまでは業者さんがやっていた範囲も生徒にやるよう言ってみたり…まぁ、とにかくうるさい。
S先生は自分たちと並んで草をむしっていた。
毟る。ブチっとむしってはその辺にパラ〜と撒く。
「葉っぱが生えてたって邪魔ではないし、たんぽぽだって咲いてりゃ可愛い」
S先生の言葉を自分らはただぼうっと聞いていた。
「何でこんなことしなくちゃならないんだろう?と思いながらやるのは良くない」先生はそう言って立ち上がった。
「よし。おまえたち。やらなくていいぞ!」
誰もが「え?」となった。
「教頭が来たらうまくやり過ごせよ」
そう言ってS先生は立ち去った。
一瞬みんなポカンとしたが、次の瞬間「やったー」となった。
実際、自分たちがやっていたあたりは普段は誰もいかない場所で、草が生えているかどうかも誰も気にしない場所だった。
途中、教頭が来た時、みんなしゃがんで毟るポーズをしていた。
結局、たいして除草しなくても何も言われずに終わった。
長々と説教されるより、ずっと心に響く「疑問を持つくらいならしない方がいい」というS先生の言葉だった。
(9:35)
息子の担当医
発達障害の診断を受けるまでは、通院に付き添っていたが、診断を受けてからは息子ひとりで通院していた。
だけどおそらく息子からだと言いにくいだろうなぁ、ということがあったので今日は一緒に診察室へ。
実は去年の暮れに担当が変わって、初めて会う先生だった。(前任の先生は高齢により退職なさったとのこと)
若い女性の先生で、話しやすいと思うか否か、人によって全く受ける印象が違うだろうなぁ、と思う先生だった。
最近は電子カルテだから、話をしながらキーボードを叩くのが当たり前。だけどお年寄りには不評。T先生も話をしながらキーボードを叩くが、これが速い。自分も遅くはない。自分はパソコンは基本カナ入力なので速さに関してなかなか負けない。が、T先生はマジ速い。しかも自分もそうだけどキーボードの上を指が這うタイプなので音もあまり大きくない。
話しの邪魔にならない。
でも、まぁ、まだ経験不足なのか返答がマニュアル通りっぽさを感じなくはない。
それでもしばらくお世話になる先生なのでよろしくお願いします。といった感じでした。
(12:49)
今日は何の日・サイボーグ009の日
井上和彦さんの島村ジョー世代です。
原作進行な2001年櫻井孝宏さんの島村ジョーも好きです。
サイボーグ009とか仮面ライダーとか、気がついたら「戦う者」にされちゃっているのってなんとも言えないなぁ…と。
無理矢理戦場に駆り出される兵士と変わらない。
でも、戦って、勝っていくうちに「自分(たち)がやらねば」となっていくあたりは悲劇だよなぁ、と思う。
そのあたりが井上和彦さんジョーの頃の主題歌の「誰がために」で歌われているよなぁ…とだいぶ後になって思ったものです。で、調べたら、石ノ森章太郎先生の作詞だったので、なるほど…とも思いました。
このバージョンと2001年バージョンはもう一度見たいなぁ。
(20:01)
問いかけ日記
Q【今日、忘れてしまいたいと思ったことはありますか?】
ないです。
意識しなくても忘れます。
(22:04)