ひろゆき氏のSNS ペンギン村β|素晴らしき褒めるがデフォルトの世界
アウトプットの吐き出し場所を求めてペンギン村βに入村し数日がたった。
特に何かを達成したり、大きな成果があったと言うことは全く無いのだが、取り敢えず朝起きる、お気に入りのコーヒーを淹れる、Google Chatにアクセスし、自分が参加しているチャットルームの更新や自分のコメントへの返信などを確認⇒新しい情報をザッと眺めるというルーティーンができつつある。
そして、とても他愛のないことであるが、ここ数日間のペン村ライフを振り返って、一つ自分の中で気付いた事があった。。。
それは、悪口のないSNSの居心地の良さ、である。
自分は他にもいくつかSNSをやっているが、主に現在進行系で使用しているSNSはTwitterぐらいである。個人的にはTwitterは結構気に入っている。140文字という縛りの中で、いかに的確に、明確に、美しく自分のアイデアをアウトプットするのかというある種の芸術めいたものを感じている。
自分が一つ何かをつぶやくにしても、何度も見返して、言葉選び、リズム感や読み心地の良さなどを確認する。自分はたくさん本を読むタイプの人間ではないが、中学生の頃からラジオにハマり、恐らく大量のインプットをラジオからしてきた人間なので、多少言葉というものにはこだわりがある。
目の前の状況を共有していないラジオという世界では、パーソナリティはいかに的確に、明確に、そして美しく目の前の状況をリスナーに伝え、そして状況を共有していくかという事に対して手腕を問われ、ある種の美学が求められると思っている。
話がそれてしまったが、とにかく、言葉というものへのこだわりが多少ある自分にとって、Twitterという世界はなかなか面白いのだが、一つ大きな問題点として、とにかくディスり合いが多いのである。
アフォメーション(ポジティブな言葉による自己肯定)を定期的に実践している自分は、ポジティブな言葉やネガティブな言葉に人一倍敏感な所がある。なので、TwitterやYou Tubeなどでいわゆるクソリプが飛んできた場合、どんなに悪口や攻撃的な内容でも、できるだけ受け流しつつ、ポジティブな内容で返すように日々実践している。
『お前は本当にバカだな、そんな事も知らねーのかよ、笑』
『そうなんですよ、バカすぎてしまって。。。おかげでまた新しい事がしれてよかったです、ありがとうございます!!』
こうすると、相手は攻撃的な内容で反撃してくることを予想しているので、結構拍子抜けして、返信を諦めるか、案外丁寧な返信に切り替わる事が多いので、自分はこれを『ネガポジ思考錬金術』と呼んでいる。
ともかく、自分の好きなTwitterではあるが、一つ大きな問題点としては、匿名であるが故にディスり合い、悪口が非常に多いのである。
そして、そんな悪口の溢れかえったTwitterに慣れきってしまった自分が、ペン村に入村して感じた事は、(もちろん、これはペン村のルールの一つであるので当然なのだが)全く悪口のない、褒めるがデフォルトの世界の居心地の良さなのである。
もちろんある程度クローズドなコミュニティ空間であるので、互いに気を使い合っているという事もあるが、とにかく人のコメントに対して褒める、褒める、褒める、のである。
褒める事がデフォルトであるという事は、自然と他人の起こした行動に対して、良い点、褒めるべき点を探すようになり、それをポジティブな表現でアウトプットする事になる。これは非常に脳科学的にも良いこととされ、ポジティブな言葉はポジティブな行動を生み、ひいてはポジティブな結果を未来にもたらすとされ、昨今ではこれを『引き寄せの法則』などと呼んで大量の出版物なども出回っている。
つまり、褒められると人は気持ちがよい、のである。
更に褒めが前提の世界ではアウトプットのハードルが下がり、互いのアイデア出しや表現の自由度が増し、ブレインストーミングが加速する。
自分もコツコツと撮りだめていたが、あまり表に出すことのなかったスナップ写真などを公開したところ、非常に多くのポジティブなレスポンスが返って来たので、非常に気分がよく、写真を撮ること、更にそれを表に出すことのモチベーションが非常に上がったのである。
もちろん顔見知りの友人同士のSNS空間では基本のスタンスなのだろうが、ある程度匿名の人間が寄り集まったSNS空間でこれが実現できているというのはとても素晴らしいと感じたので、今回このようにツラツラと長ったらしい文章を殴り書いているわけである。
昨今のニュースサイトなどを眺めていても、とにかくネガティブな物が目を引く。もちろんポジティブなものよりもネガティブなものの方が人の意識を集めやすいという点はあるのではあろうが、ネガティブはネガティブを呼び、ネガティブを加速させる。そういった混沌とした世界の中で、自然とポジティブな意識を持ち続ける事ができる、素晴らしき褒めるがデフォルトのペンギン村ライフをもうしばらく、ゆるーく楽しんでいきたいと思っている。
ではでは、今回はこの辺で。