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りんご農家の息子がディズニーを経てマイファームに入社しAICで学んだこと②

こんにちは!青才樹生です!今回のnoteは私がディズニーにチャレンジする経緯についてです。

わしディズニー行くわ

 「わしディズニーにいくわ」 2019年 6月10 月曜日、りんご園の息子が大きな決断をした日です。就職活動をしていた私に採用の電話がありました。電話の直前まで食べていたイクスピアリのレインフォレストカフェのハンバーガーの味を今でも覚えています。最終面接お疲れ様会をしてました。笑
 なぜ、教師を目指していた私が夢の国、オリエンタルランドで就職活動をすることになったのか。そこには、2つの理由がありました。


「あおさいディズニー似合うんじゃない?」

 オリエンタルランドを志したきっかけは大学時代の友人のとある一言でした。 ディズニーリゾートに保育園以来行ったことがない私。大学3年生のある日、高校時代の友人に誘われてディズニーシーに行くことになりました。誘ってくれたのはクラスが一緒で仲が良かったダンサーの女の子2人組。掃除時間に先生を混ぜてよく話していました。

 1日ディズニーシーを満喫した夜、僕はあるものに目を奪われました。それは…夜のメディテレーニアンハーバーを舞台に、魔法使いの弟子となったミッキーがイマジネーションの力を信じてディズニーファンタジーの世界を創造していく壮大なナイトエンターテイメント、ここまで書けばディズニー好きの方は分かるかもしれません。そう「ファンタズミック!」です。

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このショーは、水・炎・光などの特殊効果で迫力のある幻想的な世界が広がる素敵な水上ショーです。鳥肌と感動の涙が止まりませんでした。壮大で人を感動させる夢の国は何てすごいんだ。こんな体験をさせてくれた高校時代の友人に感謝です。デイズニーとの衝撃の出会いでした。

 その日以来ディズニーが口癖になった私に、大学の友人がディズニーファンというディズニーの情報誌を読ませてくれました。彼女はディズニーのファンで、何も知らない私にディズニーについて教えてくれました。この頃から少しずつ気持ちが傾いていたのかもしれません。そんな時、友人がひとこと。「あおさいディズニー似合うんじゃない?」この言葉でディズニーに挑戦しようと思いました。


「そうだ!ディズニーで世界一のゲストサービスに触れよう」

 もう1つディズニーを目指した理由は、私の将来の夢に関係します。私の夢はそう、実家のりんご園を継ぐことです。生まれ育った故郷でりんご園を継ぐことが故郷への、そして家族への恩返しだと思っているからです。なにより、りんご園が大好きだからです。

 私が小学生の頃は、りんごの試食コーナーでりんごを剥いてお客様に渡していました。必ず「ありがとう!おいしいよ」というお言葉をいただきました。とても幸せでした。小さい頃に、人に何かを与える喜びを両親はこうして教えてくれていたのだと思います。そして、りんご狩りをするお客様の姿が今でも記憶に残っています。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、息子さん、娘さん、お孫さんと、りんご狩りを世代を超えて楽しんでいる姿を見て、こんな素敵な空間を作りたいと心から思いました。まさに、ディズニーが描くファミリーエンターテイメントの理想だと強く感じました。

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 両親は農業大学校を出ていて栽培技術がある。しかし、教師を目指していた私は普通科大学生だったため、栽培技術を学術として学んでいません。そんな両親にない強みを持って帰りたい。りんご園に来てくださるお客様にもっともっと夢のようなひとときを過ごしてもらうにはどうしたらいいか。
「そうだ!ディズニーで世界一のゲストサービスに触れよう」
そう考えた私は、オリエンタルランドにエントリーしました。もちろんサービスだけでなく何を目指して経営をしているかという視点も気になりました。


 無事内定を頂き思ったことは、周りの友人や家族のおかげでここまで筋道を持ってチャレンジができたことです。何気ないひとこと、生まれ持った背景、自分の人生は人に支えられているんだと改めて実感しました。


 次回のnoteで書ききれなかったホスピタリティについてじっくり書きたいと思います!次回をお楽しみに!

青才

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