17歳がSNSでエンジニアを集めてアプリ開発した話
お疲れ様です。高校生起業家のDr.タツキです。
今回は、昨年の夏にSNSで即席チームを結成して人生初めてのアプリ開発をした話をしていこうかと思います。
17歳が自分主導のアプリ開発チームを結成したなかなか稀有な事案だと思いますので、何かしらの参考か刺激になれば良いなと思います。
アプリ開発に興味がある方、エンジニアや企画者、若い起業家に興味がある方、挑戦したいことがある方は、最後まで読んでいただけると良い感じ。
それでは早速。
起業→1人勉強しながらの開発
今回のメインのお話は、2023年の夏前後になります。
時系列を整理しましょう。
2023夏から少し遡って同年2月ごろ。
OpenAIのChatGPT-3.5が使用できるようになり、世界中で大きな話題になっていました。
理系でオタクでSF大好きな高校一年生の私も例に漏れず、その性能に熱狂していた訳です。
そんな中で、「このAIを使ったアプリが作れるんじゃないか?」と様々なアイディアが湧き出します。
当時すでに高校を辞めて新しいことを始めようとしていた私は「これだ!」と思い、出てきたアイディアを初心者なりに企画書にしました。
同年4月、高校を退学しプログラミングの勉強を開始します。
人生で初めてのプログラミングになる訳ですが、高校を辞めて無敵に片足突っ込んでた私は圧倒的な集中力で独学を貫き、学習開始1週間後にはアプリを作り始めました。
その後起業したり、サーバー関連で苦戦しまくったりと紆余曲折ありながら、同年7月上旬にデモ版を1人で完成させました。
チームの構築とメンバー
デモを完成させた私は、
「ここから自分の望んでいる完成度まで上げるには、1人では無理がある」
と感じて、チームを作ることを決意します。
SNSでの発信を一年生の頃から狂気的に継続してきたこともあって、複数回「仲間募集!」の告知を行うと、連絡をしてくれる方もチラホラと現れました。
連絡してくれた方々全員とZOOM面接を行い、5人ほどの小規模チームを構築しました。
リーダーが完全初心者の開発チームながら、メンバーは経験豊富でスキルも十分な方達でした。
私が新機能の実装について相談すればすぐに提案してくれる、心強いチームを構築することができました。
上は40代、下は中学生という多様性に富んだチームでの開発は8月に開始されました。
チーム開発の難しさ
終わってみての感想になりますが、「チームは難しい!」
僕の場合、1番の問題は連絡手段でした。
オンラインで繋がった、あえて言うなら関係性の薄いチームでしたので、数日間返信がなかったり、バタッとオフラインになったきり帰ってこなかったりと。
リーダーとしてのチーム開発どころか、チーム開発自体が初めてだった私はそういった初歩的な部分でも苦戦を強いられました。
完成と公開
上記の壁にぶち当たりながら、最終的に3人になったチームはアプリをやっと完成させました。同年10月に入ったばかりの時期です。
チームができた当初は、「自分はコード書かなくてよくていいぜ!」なんて思ってましたが、完成目前はゴリゴリ書いてましたね。
完成し公開、初日にSNSで共有したことで、想定よりも多くの方に使っていただいて、シンプルなデザインや機能のユニークさで、アクティブなユーザーを長期間保ってました。
人生で初めてのアプリ開発として、成功と言っていいと思っています。
(↑一年半以上、VLOG投稿を続けてるYouTubeです。この話の当時もVLOG出してるのでよければぜひ!)
良かったことと学んだこと
良かった事と反省点をまとめていきます。
良かった事
17歳でチームのマネジメントを経験できた
自分のプロダクトを制作して公開するという経験ができた
自分主導のプロジェクトに人を巻き込むことができた
ゴールまで完走した
反省点
チーム連絡でグダりがち
メンバー、ユーザー含め強い熱狂を生み出すことができなかった
と言った感じです。
もっと細かくするといっぱい書けますが、ひとまず。
チーム連絡について。終わった後も色々と考えましたが、1番良いのはオフラインでの繋がりですね。リモートワークが叫ばれる世の中でこういうのもなんですが、オフラインでの人間同士の繋がりは重要です。
ただ、それができなかったとしても、時間をかけて自分の中のアイディアとその魅力を説明していけば、強い結束を持つことはできるだろうと思います。
実際、今現在これらの反省を踏まえた上で新しいチームでプロジェクトを創造しようとしているところです。
今後も色々とトライしながら学んでいこうと思います。
動いてみればわかるさ
チーム構築については、まぁとりあえず動けば人は意外と集まると思いますよ!!
と言ってもそこまで簡単ではありませんが、人によって適したチームの集め方、運用の仕方があると思います。
よく考えつつ、自分自身の魅力についても磨いていけると、良いチームが出来上がっていくと思います。
あとSNS発信を狂気的に継続すれば楽になります。
失敗を恐れず!恥ずかしがらず!
というわけでまた今度。