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スヌーピーがもっと好きになる『PEANUTS』のひみつ

スヌーピーの魅力はハートフルなセリフとシンプルなイラストでできた新聞連載の漫画『PEANUTS』に詰まっている。

世界で一番有名なビーグル犬のキャラクター、スヌーピー。でも、物語の主人公はチャーリー・ブラウン。しかも、スヌーピーはアニメではなく新聞連載の漫画であることをご存じだろうか?

「そんなこと知っているよ、当たり前じゃん!」っていうスヌーピー好きな人も、そうでない人も騙されたと思ってこのnoteを読んでみてください。きっと『PEANUTS』が読みたくなりますから。笑

スヌーピーの原作は『PEANUTS』!

『PEANUTS』はスヌーピーが登場する新聞の連載漫画。つまり原作であるが、スヌーピーが有名すぎて知らない人も・・・なんと、スヌーピーの物語はたった1ページ、2〜4コマからできているのだ。

でも、読んでみるとクスッと笑えて、心に響くスヌーピーの世界。そんな漫画『PEANUTS』のひみつに迫ってみよう。

登場人物はみんなコピーライター。

世界中で愛されるスヌーピーたちの魅力はセリフにある。スヌーピーが「歩く聖書」と呼ばれるほどに名言ばかり。また漫画としてはキャラクターの動きが少ないからこそ、セリフに注目しやすい。言い回しにもキャラクターの性格が反映されていて面白いのだ。

例えば、こんなシーン。不機嫌で意地っ張りな性格なルーシーがとてもよく描かれている。

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想像してみよう、キャラクターの目線で。

『PEANUTS』ではキャラクターたちがレジや教卓、家に話しかけているような場面がある。

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これは決してモノに話しかけているのではなく、コマの外にいるであろうお店の人や先生に話しかけているのだ。なぜ見えないかというとキャラクターの目線では高すぎるからだ。

つまり『PEANUTS』は子どもたちの目線で描かれているのだ。見えない部分は想像を膨らませて読むとまた面白い。大人びたセリフとのギャップを感じるのも魅力の1つである。

今から『PEANUTS』を読んでみよう。

ここまで読んでくれた人は『PEANUTS』のこと、スヌーピーのことが少しでも好きになれただろう。昨年より完全版も刊行されている『PEANUTS』。

パラパラと手軽に読めてセリフもイラストも楽しめるスヌーピーの世界にぜひ足を運んでみては?



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