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新曲完成! My Usual Days
前々回アップの『Endless Our Shiny Days』、前回アップの『ECCO』に続いて、新曲『My Usual Days』をアップしました。
前回のECCOはバンド、エリーツのデモ曲なのですぐ作れたというのもありますが、それにしても最近、新曲のアップ頻度が上がっていて、これはとても高評価できることだなと思います。
曲をポンポン作って気持ちいいペースでアップしていきたい。できれば週に一回ぐらいアップできるようになると最高に気持ちよさそうです。
さてさて。。。
以下に今回の作曲の手順をメモしていきます。曲それ自体と同様、作曲の方法それ自体も自分の創作物ではないかなと思うので、これを記録し、少しずつ改良&発展させていきたいと思います。
Ableton Live + Push2でのインスト曲、私の作り方
今回の曲の構成は私の人気曲、Return to Homeplaceと同じ、手弾きのギターとベース、そしてキーボード、エレピ、ドラムです。
使っているDAWはAbleton Liveで、これはダンスミュージックやループを基本とした楽曲に向いていると言われているものなのですが、今回のような生楽器を使った作曲にも向いています。
特にPush2というAbleton Liveのためのコントローラーをを使うと生楽器での楽曲制作がさらに捗ります。Push2があれば、めちゃめちゃ使いやすいMTRに向き合う感覚で、あまりコンピューターの存在を意識せずLiveを使えるようになります。
今回の作曲の具体的な手順
さて。。。
まず使う楽器分のトラックを作ります。今回の曲であれば、ドラム、ベース、ギター2本、コード用エレピ、リード用エレピの計6トラックを作ります。
次に、セッションビューに曲のシーンを作ります。今回は、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、アウトロですね。この5個のシーンがセッションビューに縦に並びます。
これによって6トラック×5シーン=30個の空スロットができます。
あとはこの30個のスロットにひたすら演奏を録音してクリップを作っていきます!
今回はまずエレピでコード進行とメロディから作りました。ここにギターを追加し、さらにドラムを追加して、ざっと30個のクリップを作ります。
さらに、AメロBメロサビを複製し、各シーンの前半と後半を作ります。そして前半から後半に移行する箇所にフィルインなどを入れます。
このようにして、曲の全パーツをセッションビューに貯めることができたら、今度はそれをアレンジメントビューに録音します。
そしてアレンジメントビューでエフェクトをかけたり、オートメーションをかけたりという調整をし、最後にミックス&マスタリングして完成!
生楽器の録音にPush2は便利!
この作曲の過程の大半は、セッションビューでの楽器の録音に時間が使われるのですが、その際、Push2があればコンピューターのディスプレイをあまり見ることなく作業ができます。
楽器とともにMTRに向き合っている感覚ですね。コンピューターを見ないようにしてPushという道具と楽器のみに集中すると、意識が直感的なモードに入りやすくなる感じがします。
それでいてLive+Push2の使いやすさやMTRのおよそ千倍はあります笑。
生楽器の演奏と録音のお供に、ぜひAbleton Live&Push2、使ってみてください!