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【仕事効率化】ウェブ上のサービス同士を接続するサービスをご紹介【IFTTT】
Googleなどの各種のクラウドサービスが普及するに従って、色々な仕事が便利に簡単にこなせるようになってきています。
一方で新たな課題となってきているのが、使うサービスが分散してしまったり、数が増えすぎて一つ一つ見るのが困難になったりしてしまうというもの。
こんな時にサービス同士を連携して、例えば「Gmailで受け取った添付ファイルをそのままgoogleドライブに保存して欲しい」、とか「お問い合わせフォームで受信したメールをスプレッドシートに一覧化して欲しい」といった要望も出てくることでしょう。
今回は、そんなウェブサービス同士を接続して、一つのフローにするサービス(ワークフロー自動化サービス)についてご紹介します。
IFTTT (IF This Then That)
この分野で最も有名なサービスがIFTTT (イフト)でしょう。
IFTTTとは、2010年にリンデン・チベッツによって開発されたサービスで、"IF This Then That(もしこれならあれをして)"、すなわち、ある条件下にある時に、次のアクションを起こすというサービスです。
例えば、天気予報をチェックして、雨の予報であればスマートフォンに通知する、といった事ができます。
最近のバージョンでは、スマートフォン向けアプリケーションにシフトしたようで、スマートフォンからも簡単に設定ができるようになりました。
Zapier
Zapierも、IFTTTと同じく、特定の条件下でワークフローを走らせるサービスです。IFTTTの後発で、2011年10月に、ウェイド・フォスター によって創業されました。
IFTTTとZapierの違いは、UIや料金プランです。
ざっと調べたところでは、スマートフォンやスマートスピーカーと連携して、手軽に仕組みを作りたい場合はIFTTT、googleなどのサービスを連携して細かく設定したい場合はZapierの方が向いているように思います。
Microsoft Power Automate
IFTTTやZapierからしばらくたった2016年10月、Microsoftから、Microsoft Power Automate(aka. Microsoft Flow)がリリースされました。
こちらも同じく、複数の仕事を一つのワークフローとしてまとめてくれるサービスです。Microsoftが出しているだけあり、ExcelやWordなど、Microsoft系のサービスとの相性が良いようです。また、Microsoft謹製ということもあり、利用が許可されている会社が多いこともメリットでしょう。
終わりに
今回は仕事を効率化するために、複数のサービスを連携して一つのタスクにするワークフロー自動化サービスについて紹介しました。
いずれも昔からあるサービスですが、意識して使ってみないと使い勝手や良さがわからないもの。私もまだまだ使い始めたばかりなので、習熟して行こうと思います。
それぞれのサービスの細かな内容については、また別の記事でご紹介できればと思います。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いできることを楽しみにしています。