行くなら今!平成を生き延びてきた老舗が幕を閉じる前に
皆さんこんばんは、福田達也です。
コロナウイルスの大流行も落ち着いてきたように感じる今日この頃ですが、このタイミングになって老舗の閉店が続いているように感じます。
幕を閉じる前に行くしかない!という事で、備忘録的にまとめてみました。
アンナミラーズ
一つ目は品川にあるアンナミラーズ高輪店です。
アメリカ料理と制服をウリに50年
アンナミラーズの起こりは、1973年。井村屋株式会社がアンナミラーズ青山店を開店した所から始まります。アメリカ料理とホームメイドパイを提供するレストランチェーンとして各所に事業を展開をしていきます。アンナミラーズといえば、本国のアメリカと同じピンクと白のかわいい制服が有名で、一節にはメイド喫茶のルーツとも言われています。
アンナミラーズ高輪店は1983年11月30日にアンナミラーズ11番目の店舗としてオープン。他の店舗が次々と閉鎖する中、日本最後の店舗として頑張ってきました。しかし、2022年8月31日をもって、その50年の歴史に幕を閉じるそうです。
閉店の理由は地域計画
今回の閉店の理由ですが、公式の発表では以下のように述べられております。集客の問題というより、国の地域計画の都合での移転となったそうです。
今後の展開は未定
移転、という話ですがまだ次の出店先は決まっていないとのことです。
幸い、オンライン販売については閉店後も継続されるとのことなので、パイやチーズケーキが欲しい場合はオンラインショップを利用することができます。ただ、プレスリリースの影響で現在はアクセスが集中、販売を一時停止していますので、食べたい方はしばらく期間を置くと良さそうです。
とはいえ、アンナミラーズの雰囲気を味わったり、かわいい制服を見に行けるのも今だけ。閉店前に一度行ってみたいものですね。
監獄レストラン ザ・ロックアップ
2つ目は監獄レストラン ザ・ロックアップです。老舗というと語弊があるかもしれませんが、28年の歴史に幕を閉じるそうです。
エンタメ系としてオープン
監獄レストランは、「監獄」をテーマにしたレストランとして、1999年に京都に生まれました。席に鉄格子が付いていたり、スタッフがポリスや囚人に変装していたり、不定期にモンスターアトラクションが開催されるなど、他では体験できない特別感をウリにしています。
最近になっても、SNS映えを押し出すなど、エンタメレストランのパイオニアとして事業を拡大し、2015年には20店舗以上を達成しています。
しかし、時は流れて2022年7月、最後の1店舗となる「監獄レストラン ザ・ロックアップ TOKYO」の閉店が決まったそうです。
閉店までキャンペーン中
そんな監獄レストランですが、最後となる新宿店では今週6/13(月)から最後のイベントをやっているようです。人気メニューのコースや、入監料0円など、お得なイベントとなっているようなので、興味を持った方は最後に是非。
終わりに
今回は長く続いていた歴史に幕を閉じる2つのお店について紹介しました。
どちらもいつか行ってみようと思っていた所ではあるのですが、改めて、いつかと思っているものはいつまでも無いかもしれないと感じます。お店への応援にもなりますし、気になったお店があれば、まず行ってみる!を意識したいと思います。
本日も読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いできることを楽しみにしています。