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【本の感想】できるコンサルタントがしているロジカルシンキングの技術

みなさんこんばんは、福田達也です。

今日は前回読み終わった本の総まとめをしたいと思います。今回の本はこちら。『できるコンサルタントがしている ロジカルシンキングの技術―――今日から「考える」「表現する」「伝える」が驚くほど向上する!』です。

なお、本ブログにおける各種画像は上記の本より転載させていただいております。あらかじめ、お礼申し上げます。


著者について

以下は著者の西村克己さんの著者紹介情報です。多くのコンサルティングを手掛けており、大学の教授としても活躍されています。

1982年東京工業大学「経営工学科」大学院修了。富士フイルム株式会社を経て、90年に日本総合研究所に移り、主任研究員として民間企業の経営コンサルティング、講演会、社員研修を多数手がける。2003年より芝浦工業大学大学院教授、08年より同大学院客員教授。現在、株式会社ナレッジクリエイト代表取締役。昭和ホールディングス(東証2部)社外取締役。専門分野は、ロジカルシンキング、経営戦略、戦略思考、プロジェクトマネジメントなど

現在は、日経ビジネススクールでもロジカルシンキングの講義をされている方のようです。

本の内容について

本書は、著者のコンサルタントでの経験をもとに、ロジカルシンキングが、コンサルタントの仕事にどのように役に立っているかについて書かれた本です。またそのために、ロジカルシンキングの基本の考え方や、ロジカルシンキングで情報を収集・整理するための方法、そして相手に伝わりやすくアウトプットするための方法などについて書かれています。

本書の良かった所

本書の良かった点は大きく2つあります。

1つ目は、ロジカルシンキングにつて基本の基本から、考え方や扱い方、それを使ったアウトプットの方法までがシンプルに書かれていることです。トピックごとに言いたいことが数ページでまとめられており、自分のペースで読み進めやすいのも特徴だと思います。

2つ目は、図表が多く使われており、理解がし易いことです。ロジカルシンキングは複雑な情報を扱うため、どうしても内容が難しくなりがちです。各トピックで扱っている内容の高度さや詳細さに合わせて、適切な抽象度で図が挿入されており、何を伝えたいのかがイメージで理解しやすいです。

本書がおすすめの人/オススメじゃない人

上記のことから、本書をオススメな人は以下のような方々です。

・コンサルタントという仕事に興味がある方
・ロジカルシンキングについて基本から学びたい方
・ロジカルシンキングの他の著書を読んだが難しすぎて挫折した方

こういった方々は、本書を読む中で、ロジカルシンキングについて大まかなができたり、コンサルタントという仕事にイメージが湧いてくると思います。

逆に、オススメし辛いのは以下の方々です。

・プロフェッショナルとしてコンサルタントの仕事をバリバリとこなされている方
・普段の業務の中でロジカルシンキングを使いこなしている方
・眼の前の問題を解決するために適切なフレームワークを探している方

これらの方方々とっては、知ってる情報ばかり、すぐに使える情報がない、といった感想になり、目的に沿わない本になりそうだと感じました。

終わりに

今回は、ここしばらく読み進めていた著書『できるコンサルタントがしているロジカルシンキングの技術』について紹介しました。

ロジカルシンキングに関する本を本腰を入れて読み始めて2冊めですが、前回の本に比べて読みやすい本だと感じました。ロジカルシンキングについて、まず勉強してみたい、というような方の最初の1冊にとってはとてもオススメです。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。


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