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【本の紹介】論理的思考のコアスキル

みなさんこんばんは、福田達也です。

今回はいつもとは趣向を変えて、自分が読んだ本のおすすめポイント何かを書いてみたいと思います。

記念すべき第1回は、先月ずっと読んでいた「論理的思考のコアスキル」です。


論理的思考について一冊で概要を知れる

論理的思考が何かがわからなかったとしても、この一冊を読めば全体像が見えてきます。論理的思考とそのスキル、習得方法や、より活用するためのクリティカル・シンキングまで、論理的思考に関わる大体の話は網羅されています。

そして、理解のしやすさを助けてくれているのが本書の構成です。細かなテクニックから入るのでなく、思考とはなにか、論理とはなにか、論理的思考とはなにか、と一つずつ定義を積み上げて説明してくれています。また、それを理解するために、様々な具体例を用いて違いを説明してくれています。ですので、一つずつ腑に落としながら読み進めるのに向いた書籍です。

Howtoよりは考え方にフォーカス

ロジカルシンキングの書籍は多くありますが、多くの書籍はロジックツリーやピラミッドストラクチャー、MECEといった一つ一つのフレームワークやその扱い方に関する内容が多いように感じます。これでは、論理や思考をどのように進め、習得すれば良いのかがわからなくなってしまいます。

本書では、論理的思考とは何であるか、論理的思考力を身につけるために何にどのような姿勢で取り組むべきか、の2点を中心に書かれています。ですから、一つずつ確実に身に着けたいといった時には大きな助けになります。

即効性を求める人には向かない

逆説的に言うと、体系だった内容や習得するための考え方にフォーカスした書籍であるため、具体的なフレームワークやその使い方などはあまり掲載されていません。論理的思考力は一朝一夕で身につくものではなく、日々意識して練習することで身につけるものという著者の意向が現れていると思います。

そのため、今すぐ仕事で使うための整理方法や、便利なフレームワークを探している人には不向きでしょう。

どういう人におすすめか?

・論理的思考について体系だって勉強したい方
・論理的思考力を身につけたい方、その勉強方法を知りたい方
・物事を整理して考えるのが苦手な方
・話が長い、分からないとよく言われる方

終わりに

今回は「論理的思考のコアスキル」について紹介しました。良著だと思うので、興味を持たれた方は是非読んでみてください。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。




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