103.”サイ・ヤング”賞って何?!
こんばんは!
宮崎です。
103日目の投稿です。
大谷翔平選手のMLBでの活躍が最近さらに加速しています♪♪
今年はオールスターのホームランダービー出場、先発投手と野手の二刀流での出場、そしてホームランランキング独走の40本目を放つなど、日々 話題に事欠かない驚異の活躍っぷりを見せています!!!
※6月に引き続き、2か月連続の月間MVP 7月はリーグ最多タイ9HR、複数回受賞は日本人野手で初
そして、そんな大谷翔平選手ですが、ここに来て投手成績の方でも注目が集まって来ており、もしかしたらサイ・ヤング賞の受賞候補に入ってくるかもというニュースが飛び込んできています!!!
大谷選手のここまでの投手成績ですが、
・登板数 18
・8勝1敗
・100イニング
・被安打 67
・奪三振 120
・四球 39
・防御率 2.79 ※9回を投げた時に、失点する点数の平均
・QS 11 ※先発投手が、6回3失点以内に抑えた試合数
クオリティ・スタート
・QS率 61% ※全試合の中でのOSの割合 QS ÷ 登板数
・WHIP 1.06 ※ (与四球 + 被安打) ÷ 投球回
1.00未満なら球界を代表するエース
1.20未満ならエース級
逆に1.40を上回ると問題される
・K/BB 3.08 ※与四球1に対する三振の奪取数 奪三振÷与四球
・奪三振率 10.80 ※(奪三振数×9)÷(投球回数)
・ストライク率 63% ※投球数に対するストライクの割合
という堂々の成績を記録しています。
そして、すごいのが夏場に入ってからの活躍で、6月30日のヤンキース戦で1回持たず7失点KOをした試合がありましたが、7月以降は立て直してリーグトップ防御率1.58を記録しており、6試合5勝0敗&全試合QSという驚異の成績を残しています!!!
さて、そんな話題に上がっているサイ・ヤング賞ですが、MLBのナショナルリーグとアメリカンリーグのそれぞれから、その年に最も活躍した投手1人ずつが選出される年間MVPのような賞にあたり、日本で言う沢村賞のイメージに近いかと思います。
名前の由来となっているサイ・ヤング投手は、MLBにおける「通算勝利・通算敗戦・通算先発・通算投球回」など数々のメジャー記録を保持している、球史に残る大投手で1955年に死去したサイ・ヤングの名誉を称え翌1956年に制定されたそうです。
そして肝心な選出方法ですが、全米野球記者協会所属の記者60人による投票で決まり、記者がそれぞれ 1位票(7点)、2位票(4点)、3位票(3点)、4位票(2点)、5位票(1点)の5種類の票を投票し、その合計獲得点の最も高い選手が受賞者となります。
※各記者の投票内容は全米野球記者協会の公式サイトで公表されるそうです。
先ほど日本の沢村賞と似ているという話をしましたが、違いとしてはサイヤング賞は先発・中継ぎ等の役割関係なく受賞があることに対して、沢村賞は先発投手限定となっています。
また、2019年に日本では沢村賞が、19年ぶり5回目の「該当なし」という年がありましたが、MLBではサイ・ヤング賞を制定後、毎年必ず受賞者が出ているそうです。
※沢村賞には「25先発登板、15勝、10完投、勝率.600、200投球回、防御率2.50、奪三振150」と選考基準となる7項目の基準があり、ほとんどの条件を満たしている中で、その年のMVP 先発投手を選出するというものです。
MLBのサイ・ヤング賞については、沢村賞のような明確な基準はなく、その年に印象的な活躍をした投手を選出するということが受賞の基準となる為、大谷翔平選手にも受賞のチャンスがあるかもということが話題になっているようです。
本当に今年は只の二刀流ではなく、どちらの成績もMLBにおいてトップクラスの記録を残す可能性に注目が集まっています!!
久しぶりに野球のことについて書いてまいりましたが、大谷翔平選手のMLBでの活躍については本当に胸が躍りますし、刺激を受けています!
僕も日々 自分のベストを目指して、仕事に取り組んでまいります!!!
宮崎