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会社の自販機に100円入れるのをやめてビットコインに投資してみた。(79日目)〜ファクトフルネス 第10章〜
こんばんは。
tatsu_kuです。
僕たちが『事実』だと思っていること。
果たしてそれは、本当に『事実』なのだろうか…。
第10章 焦り本能
〜『いますぐ手を打たないと大変なことになる』という思い込み〜
いま、この瞬間に決めるんだ!
今日から考え方を変えよう!
一生世界を知らずに過ごしたくなかったら、今すぐ行動しよう!
このように、いますぐ決めろと急かされると、批判的に考える力が失われ、拙速に判断して行動してしまう。
これが、焦り本能である。
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▶︎焦り本能
目の前に危険が迫っていると感じると、焦り本能のせいですぐに動きたくなるものだ。遠い昔はその本能が人間を守ってくれた。
でも、現代の生活では差し迫った危機はほとんどなくなり、もっと複雑で抽象的な問題にぶつかることの方がはるかに多い。
焦り本能は私たちの理解を妨げ、それ自体がプレッシャーとなり他の本能も抑えが効かなくなってしまう。
◆問題13
グローバルな気候の専門家は、これからの100年で、地球の平均気温はどうなると考えているでしょう?
A.暖かくなる
B.変わらない
C.寒くなる
この質問に限っては、どこも正解率がチンパンジーより高い。
専門家が劇的な地球温暖化を予測していることを、ほとんどの人が知っていたのだ。
▶︎心配すべき5つのグローバルなリスク
①感染症の世界的な流行
接触しなくても、同じ場所に触らなくても、あっという間に広がる感染症は、エボラやHIV・エイズのような病気よりもはるかに大きな脅威になる。
感染力が強くどんな対策も効かないウイルスからあらゆる手で自分たちを守ることは、当たり前だがかなり重要だ。
②金融危機
グローバル化した世界では、金融バブルがはじけると悲劇が起きる。
世界で最も優秀な経済学者でさえ、先の金融危機を予測できず、その後の回復についても毎年のように予測を外していた。
それは、システムが複雑すぎて正確な予測ができないからだ。予期せぬ金融危機が起きる可能性はいつでもある。
もし金融システムがもっと単純なら、将来の金融危機を避ける方法を思いつけるかもしれない。
③第三次世界大戦
人間には暴力で報復したがる愚かな本能がある。なにより邪悪なのは、戦争に訴える本能だ。こうした本能に対抗できるのは、人と人との個人的な関係だ。
力にものを言わせてきたプライドの高い国家が、市場での支配力が弱まったときに他国を攻撃する可能性はある。それを外交努力だけで防ぐのは難しい。古臭い西洋の国は新しい世界の一部になれるよう、新たな道を探さなければならないし、私たち個人はそのきっかけを作ることができるのである。
④地球温暖化
異なる所得レベルのさまざまな人たちが生きていくために、世界がひとつになって取り組む姿勢が大切になる。
『レベル1にいる10億人は電気を利用するな』なんて言うようでは、世界がひとつになって力を合わせていることにはならない。
二酸化炭素の大部分を排出している豊かな国は、貧しい国を非難するよりも、自分たちがまず率先して排出量を減らしたほうがいい。
レベル1の人たちが電気を使えるようになったとしても、世界全体の排出量はほとんど増えないのだから。
⑤極度の貧困
この極度の貧困は、未来のことではなく、目の前の現実である。
エボラが流行するのも、内戦が起きるのも、食糧不足なのもすべて貧困地域だ。
貧困が内戦につながる悪循環を繰り返しているのである。
ここから抜け出すためには、安全をもたらしてくれるなんらかの武力が必要になる。銃と権限を持つ警官が、か弱い市民を暴力から守り、教師が次世代の子どもたちを安心して教えられる環境がいる。
▶︎まとめ
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この章のファクトフルネスとは、『今すぐに決めなければならない』と感じたら、自分の焦りに気づくこと。今決めなければならないようなことはめったにないと知ること。
焦り本能を抑えるには、小さな一歩を重ねるといい。
◉深呼吸しよう
焦り本能が顔を出すと、ほかの本能も引き出されて冷静に分析できなくなる。そんなときには時間をかけて、情報をもっと手に入れよう。今やらなければ二度とできないなんてことはめったにないし、答えは二者択一ではない。
◉データにこだわろう
緊急で重要なことならなおさら、データを見るべきだ。一見重要そうだが正確ではないデータや、正確であっても重要でないデータには注意しよう。正確で重要なデータだけを取り入れよう。
◉占い師に気をつけよう
未来についての予測は不確かなものだ。不確かであることを認めない予測は疑った方がいい。予測には幅があることを心に留め、決して最高のシナリオと最悪のシナリオだけではないことを覚えておこう。極端な予測がこれまでどのくらいあたっていたかを考えよう。
◉過激な対策に注意しよう
大胆な対策を取ったらどんな副作用があるかを考えてほしい。その対策の効果が本当に証明されているかに気をつけよう。地道に一歩一歩進みながら、効果を測定した方がいい。ドラマチックな対策よりも、たいていは地道な一歩に効果がある。
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それでは今日の結果です‼︎
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