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会社の自販機に100円入れるのをやめてビットコインに投資してみた。(76日目)〜ファクトフルネス 第7章〜


こんばんは。
tatsu_kuです。

僕たちが『事実』だと思っていること。
果たしてそれは、本当に『事実』なのだろうか…。


◉第7章 宿命本能
〜『すべてはあらかじめ決まっている』という思い込み〜

持って生まれた宿命によって、人や国や宗教や文化の行方は決まるという思い込み。
物事が今のままであり続けるのには、どうにもならない理由があるからで、昔からそうだし、これからも永遠にそのままだ、と。
この思い込みに従えば、『そういう定めなんだ』と正当化してしまい、変わらないし、変わらないはずだ、と考えてしまうことになる。
ファクトフルネス

これを、宿命本能という。


▶︎宿命本能

人間の進化の過程では、この本能が役に立ったに違いない。人間は昔から、あまり変化のない環境で暮らすことを選んできた
違う環境に次々と自分を合わせるよりも、同じ環境に慣れ、それが続くと考えるほうが、生き残りには適していたのだと考えられる。

かつては集団の力を強めるために、この宿命論は役に立った。

しかし今の時代、インターネットやSNSの普及によって、社会や文化の変化のスピードは劇的に速くなっている。

物事が変わらないと思い込み、新しい知識を取り入れることを拒めば、社会の劇的な変化が見えなくなってしまう。

◆質問10
世界中の30歳男性は、平均10年間の学校教育を受けています。同じ年の女性は何年間学校教育を受けているでしょう?

A.9年 B.6年 C.3年

答えは A.9年

ヨーロッパ人の多くは、欧州文化はアフリカやアジア文化より優れていると勘違いしている。
北欧以外のヨーロッパ圏では、男女平等がいまだ進まず、ほとんどの地域で文化は変わらないという思い込みがますます強まっている。

▶︎アフリカは世界に追いつける

アフリカはこれからも貧しいままだし、それがアフリカの宿命なのだという意見はよく聞く。
たしかに、アフリカ大陸全体を見れば、ほかの大陸よりも遅れている。

『すべてはあらかじめ決まっている』という思い込み、つまり宿命本能のせいで、アフリカが西洋に追いつけるということを、人はなかなか受け入れられない。
西洋の発展が当然このまま続くと思い込んでしまうのもまた、宿命本能のなせるわざだ。

しかし、事実は違う。
アジアやアフリカのレベル2の国が年率5%を超える高成長を遂げ、大陸中に事業拡大を展開している。
反対に、これまでの地位にあぐらをかいていた昔ながらの西洋企業は途方もないビジネスチャンスに乗り遅れつつある。

▶︎宿命本能をどう抑えるか

わたしたちの脳に、今ある状態が昔からそうだったわけではなく、これからもそうあり続けるわけではないと教えてあげるにはどうしたらいいだろう?

①ゆっくりとした変化でも、変わっていないわけではない
1年間の変化に惑わされてはいけない。
たとえ1%だとしても、前に進んでいることに変わりはない。小さくゆっくりとした変化でも、変わってないわけではないのだ。

②積極的に知識をアップデートする
知識に賞味期限はない。
ただ、世界が変わることによってそれが古くなってしまうことはよくある。
最新のデータを取り入れて、知識をいつも新鮮に保つよう心がけないといけない。

③文化が変わった事例を集める
よく『それがここの文化だから』とか『ああ、あっちはそんな文化だから』なんて当たり前のように言う人がいる。
それを覆すためには、文化が変わった例を探すといい。

▶︎まとめ

この章のファクトフルネスとは、いろいろなもの(人も、国も、宗教も、文化も)が変わらないように見えるのは、変化がゆっくりと少しずつ起きているからだと気づくこと。
そして、小さなゆっくりとした変化が積み重なれば大きな変化になると覚えておくこと。
宿命本能を抑えるには、ゆっくりとした変化でも、変わっているということを意識するといい。

◉小さな進歩を追いかけよう。
毎年少しずつ変化していれば、数十年で大きな変化が生まれる。

◉知識をアップデートしよう。
賞味期限がすぐに切れる知識もある。テクノロジー・国・社会・文化・宗教は刻々と変わり続けている。

◉おじいさんやおばあさんに話を聞こう。
価値観がどれほど変わるかを改めて確認したかったら、自分のおじいさんやおばあさんの価値観が今の自分たちとどんなに違っているかを考えるといい。

◉文化が変わった例を集めよう
今の文化は昔から変わらないし、これからも同じだと言われたら、逆の事例を挙げてみよう。

ながら聴きに最適なオーディブルもおすすめ!!


それでは今日の結果です!!

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