パフォーマンス能力を高める方法
前回の記事で運動神経がとても大切ということはわかっていただけたと思います。
今回は運動のパフォーマンスを高める方法について話していきます。
運動神経とは
身体の中には神経がたくさんありいろんな役割を持っています。
のように分かれます。
ここで出てくる運動神経こそが世間で言われている運動神経のことです。
求心性・・・ 末端から脳に向かって働く神経
遠心性・・・ 脳から末端に向かって働く神経
身体はどうして動くのか
身体を動かすメカニズムは、(反射は別)
感覚器(目、耳、半規管、触覚)などで情報を得る
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得た情報を脳が受け取る
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脳で情報が処理される
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処理された情報で体を動かす指令が運動神経を介し筋肉に伝わる
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筋肉が働き身体が動く
神経の伝導速度は電気刺激であるため個人差はほとんどありません。
ではなんで運動が得意な子と苦手な子がいるのかですよね。
それは脳内での情報処理の速さと正確性の違いです。
脳の重要性
身体を動かすのは脳です。
脳は感覚器官から受け取った情報を処理します。その情報処理のスピードが速ければ、次どのように行動するのかの司令も素早く出されます!
また、どのような情報かを正確に処理することで、筋肉への司令も正確に出されます。
この脳の情報処理をスムーズに行うためには、適切に脳をトレーニングする必要があります。
脳トレ
脳の情報処理とは様々な感覚が得た情報を脳で統合し体を動かしたり判断したりすることです。
この力を養うためにサッカースクールで行っている練習にもありますが、
・あるルールを決め複雑な動きをおこなう
・手と足で別の動きをする
・鬼ごっこに計算問題を足した練習
などで刺激を与えています。
普段当たり前にしている行動以外のことをすることが脳にはいい刺激になります。
子供は大人の真似をする
実は、この脳の情報処理をトレーニングすることと同じくらい大切なことがあります。
それは実際に見ることです!!
赤ちゃんの脳をトレーニングしたらすぐにプロサッカー選手になれますか?なれませんよね。赤ちゃんの真っ新な脳には"ボールを蹴る"や"走る"という動作がインプットされていません。
脳にインプットされていない”見たこともない動作”や”聞いたことのない動作”、”したことのない動作”は脳でイメージできません。イメージできていない動きは筋肉に命令も出せません。
脳に動きをインプットさせるためには動作を見ることやイメージできることが大切です。
親の歩き方の癖や日常生活の仕草や口癖が子供に似るのも子は常に親を見て成長しているからですよね。
全力でスポーツをやる姿を見せる場面や子供と公園でスポーツをする場面はお父さんのほうが多いかとおもいます。
つまりお父さんをお手本としそれに近づこうというイメージで子供は成長していきます。そのためお父さんがしたことのないスポーツを子どもがすることがあれば、プロ選手のプレイや技を目標にし行うことがよりパフォーマンスの上達につながるということです!
まとめ
脳に入る情報が正しく、脳での早い情報処理が行われて筋肉を動かすことがパフォーマンスの向上につながるということです。
そのためにはたくさんのイメージが必要なためプロサッカー選手のプレイを見て学びイメージを持って練習に取り組むことが必要です!!
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